特許
J-GLOBAL ID:200903071210786422

アンモニアを含む排水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-148027
公開番号(公開出願番号):特開平9-299926
出願日: 1996年05月17日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【目的】少量のNH3を含有する大量の排水中に含まれるNH3を分離取得して分解する、省エネルギー的かつ無公害的なプロセスを提供する。【構成】NH3の蒸留塔に部分凝縮法を採用し、高濃度のNH3含有蒸気を分縮取得し、この蒸気は、アンモニアバーナーに送って理論火炎温度1100°C以上の条件で酸化分解し、必要に応じて燃焼ガスの水吸収塔による洗浄と熱回収を行うが、部分凝縮には、場合によってはヒートポンプ方式も適用して、省エネルギー効果をあげる。
請求項(抜粋):
アンモニアを含有する原排水を蒸留塔に供給し、底部より上昇する蒸気と向流的に接触させてアンモニアを水蒸気と共に蒸留塔塔頂より留出させた後、部分凝縮器により所定の温度で分縮させ、得られた凝縮液は蒸留塔へ還流し、未凝縮部分はアンモニア含有蒸気として得ると共に蒸留塔の塔底部よりアンモニアを所定の濃度まで下げた廃水を得る第1工程と、前記アンモニア含有蒸気をアンモニアバーナーに送り、当該蒸気のアンモニア濃度に応じて常温の空気と、又は後記のガス熱交換器よりの予熱空気と混合着火し、中性または弱還元性の雰囲気下でかつ理論火炎温度1100°C以上の条件においてアンモニアを窒素と水蒸気に酸化分解した後、発生高温ガスは、酸化分解排ガスとしてそのまま処理するか、必要に応じてアンモニアバーナーに続いて設置するガス熱交換器で前記酸化分解用空気の予熱に利用して熱交換後の酸化分解排ガスを得る第2工程とよりなるアンモニアを含む排水の処理方法。
IPC (2件):
C02F 1/04 ,  C02F 1/58
FI (2件):
C02F 1/04 C ,  C02F 1/58 P
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭47-000183
  • 特開昭51-049559
  • 特開昭52-003574
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審査官引用 (4件)
  • 特開昭47-000183
  • 特開昭51-049559
  • 特開昭52-003574
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