回転角度検出装置

発明者： , , , , , ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (1件)：石黒健二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-361914
公開番号（公開出願番号）：特開2006-242939
出願日： 2005年12月15日
公開日（公表日）： 2006年09月14日
要約：

【課題】磁石の外周縁の内側に磁気検出手段が配置される構造では、取付上の制約等により、シャフトの外周に磁気検出手段を配置すると、磁性体製のシャフト1の影響で磁気検出手段に与えられる磁力線が曲げられ、回転角度が検出できなくなってしまう。【解決手段】磁気検出手段4の内径方向にシャフト1を覆う円筒形状の補助磁石11を配置することで、磁石3が磁気検出手段4に与える磁力線をシャフト1が曲げる不具合を解消する。これによって、シャフト1の外周に磁気検出手段4を配置する構造であっても、回転角度を求めることができる。また、補助磁石11の磁極方向を、磁石3の磁極方向に対して180°逆向きにしているため、磁気検出手段4の配置される空間の磁力線ベクトルが揃えられる。このため、磁気検出手段4の取付位置が多少ズレても、第1、第2磁気センサ6、7に与えられる磁力線の向きの変化が抑えられ、検出精度を高めることができる。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

相対回転する一方に設けられ、回転軸に対して垂直方向の一方から他方に向けて磁力線を発生させる磁力線発生手段と、相対回転する他方に設けられ、回転軸に対して略垂直方向の磁気変化を検出する磁気検出手段とを具備し、相対回転する一方および他方の相対回転角度を、前記磁気検出手段の検出した磁気変化により求める回転角度検出装置において、前記磁力線発生手段の外周縁は、磁性体製のシャフトの外周縁の径方向の外側に配置され、前記磁気検出手段は、前記磁力線発生手段の外周縁の径方向の内側で、且つ前記シャフトの軸方向の両端の間に配置され、前記磁気検出手段の内径方向には、前記磁気検出手段の配置される空間において前記磁力線発生手段の発生する磁力線の方向を均一化する補助磁石が設けられていることを特徴とする回転角度検出装置。

IPC (2件)：

G01D 5/14 , G01D 5/245

FI (2件)：

G01D5/14 G , G01D5/245 Y

Fターム (10件)：

2F077AA11 , 2F077CC02 , 2F077JJ01 , 2F077JJ08 , 2F077JJ23 , 2F077QQ05 , 2F077QQ09 , 2F077UU10 , 2F077UU11 , 2F077UU20

引用特許：

出願人引用 (1件)

回転角度センサ
公報種別：公開公報出願番号：特願2001-267458 出願人：旭化成株式会社

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