特許
J-GLOBAL ID:200903071231621784

直列コンデンサ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-226236
公開番号(公開出願番号):特開平9-074682
出願日: 1995年09月04日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【目的】高速に容量性から誘導性、または誘導性から容量性に制御することが出来る直列コンデンサ制御装置を得る。【構成】直列コンデンサと並列接続されたリアクトルと該リアクトルの電流を制御する逆並列接続されたサイリスタとが接続されて構成される直列コンデンサのインピーダンス値を変化させるサイリスタ直列コンデンサ制御手段,運転指令値に従ってサイリスタ直列コンデンサ制御手段を制御するための制御手段,直列コンデンサを容量性,誘導性で使用するかを判断する判断手段,直列コンデンサの電圧に対応して並列接続されたサイリスタを制御するパルス位相制御手段,該パルス位相制御手段は判断手段に応じて基準位相パルスを移相することを特徴とする。【効果】誘導性,容量性と広範囲に制御する場合に、安定でかつ高速なインピーダンス制御可能な直列コンデンサ制御装置が得られる。
請求項(抜粋):
電力送電線のリアクタンスを補償する直列コンデンサと、該直列コンデンサに対して並列に接続されたリアクトルと、該リアクトルに流れる電流を制御する逆並列接続されたサイリスタとを備えた前記直列コンデンサのインピーダンス値を可変にするサイリスタ直列コンデンサ制御手段、運転指令を入力して前記サイリスタ直列コンデンサ制御手段を制御する制御指令値を出力する制御指令出力手段、前記サイリスタ直列コンデンサ制御手段を容量性で使用するか、誘導性で使用するかを判断する判断手段、前記直列コンデンサの両端電圧を検出する電圧検出手段、該電圧検出手段により検出された電圧から前記直列コンデンサに並列接続されたサイリスタを制御する基準位相パルスを作成し、前記制御指令出力手段の出力信号に応じて前記基準位相パルスを移相するパルス位相制御手段、該パルス位相制御手段は前記判断手段に対応して前記基準位相パルスを移相する機能を持って構成される直列コンデンサ制御装置。

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