特許
J-GLOBAL ID:200903071235082349

ディジタル画像信号の処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉浦 正知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-199070
公開番号(公開出願番号):特開平8-046934
出願日: 1994年08月01日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】 間引き画素の補間のみならず、伝送画素の値を予め学習により求められた予測値に置き換えることによって、フィルタリング処理で失われた高域成分を補償し、また、補正後の伝送画素を使用してクラス適応処理を行なうことにより補間を良好に行なうことを可能とする。【構成】 クラス分類回路3、メモリ4および補正値生成回路5によって、伝送画素がクラス分類適応処理によって補正される。補正された伝送画素を使用したクラス分類適応処理によって、間引き画素が補間される。クラス分類回路6、メモリ7および補間値生成回路8は、間引き画素の補間処理のために設けられている。メモリ4、7には、予め学習によって、伝送画素の予測値と真値の誤差を最小とするような係数がクラス毎に蓄えられている。この係数と周辺の画素の値との線形1次結合によって、補正値生成回路5、補間値生成回路8が補正値、補間値を生成する。
請求項(抜粋):
プリフィルタを介されたディジタル画像信号をサンプリングし、上記サンプリングによって画素数が減少された信号を受け取り、上記サンプリングにより間引かれた画素を補間するようにしたディジタル画像信号の処理装置において、受け取ったディジタル画像信号中に存在する注目伝送画素の周囲の複数の伝送画素を使用して、上記注目伝送画素のクラスを決定するための第1のクラス分類手段と、上記入力ディジタル画像信号中に含まれ、上記注目伝送画素の空間的および/または時間的に近傍の複数の伝送画素の値と第1の係数の線形1次結合によって、上記注目伝送画素の値を作成した時に、作成された値と上記注目伝送画素の真値との誤差を最小とするような、第1の係数を上記クラス毎に発生するための第1の係数発生手段と、上記第1の係数と上記注目伝送画素の空間的および/または時間的に近傍の複数の伝送画素の値との線形1次結合によって、補正された注目伝送画素の値を生成するための第1の演算手段と、上記第1の演算手段からの補正伝送画素を受け取り、注目間引き画素の周囲の複数の補正伝送画素を使用して、上記注目間引き画素のクラスを決定するための第2のクラス分類手段と、上記注目間引き画素の空間的および/または時間的に近傍の複数の補正伝送画素の値と第2の係数の線形1次結合によって、上記注目間引き画素の値を作成した時に、作成された値と上記注目間引き画素の真値との誤差を最小とするような、第2の係数を上記クラス毎に発生するための第2の係数発生手段と、上記第2の係数と上記注目間引き画素の空間的および/または時間的に近傍の複数の補正伝送画素の値との線形1次結合によって、上記注目間引き画素の補間値を生成するための第2の演算手段とからなることを特徴とするディジタル画像信号の処理装置。
IPC (2件):
H04N 7/015 ,  H04N 7/24
FI (2件):
H04N 7/00 A ,  H04N 7/13 Z

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