特許
J-GLOBAL ID:200903071240775387

炭化水素流れにおける芳香族の選択的水素化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-512679
公開番号(公開出願番号):特表2001-500124
出願日: 1997年08月18日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】ナフサ流れ中に含まれるベンゼンのような選択された芳香族成分を水素化してシクロヘキサンにする方法において、そのベンゼンを含むナフサの一部が触媒床中に維持され、本質的にベンゼンのみが水素化されるように、蒸留塔反応器(10)を操作する方法。その反応混合物が低い水素分圧の下、0〜350psigで約0.1psiから70psi未満の範囲の圧力で、その反応器は、沸騰する反応が蒸留と同時に起こるように、触媒を接触蒸留構造物(12)として提供する。触媒床を冷却すると同時に触媒床内のガス状物質の幾つかを凝縮するため塔頂溜出物の一部を還流として戻す。
請求項(抜粋):
(a)複数の芳香族化合物を含む混合炭化水素流れを蒸留塔反応器の供給帯域へ供給し、 (b)水素を含むガス流れを前記供給帯域へ供給し、そして (c)(1)前記混合した炭化水素流れ及びガス流れと固定床水素化触媒とを水素化条件下に反応帯域内で接触させ、反応混合物を形成させ、 (2)前記反応混合物を分別して、 (i)前記芳香族化合物の少なくとも一種かつその全てではないものを含む選択されたフラクションを前記反応帯域中に維持し、その少なくとも一部を前記水素と選択的に反応させ、飽和環状化合物、未反応水素及び未反応芳香族化合物を含む反応混合物を形成させ、そして (ii)その結果得られた飽和環状化合物を未反応芳香族化合物から分離する、 ことを前記蒸留塔反応器中で同時に行なうことを含む、炭化水素流れ中に含まれる選択された芳香族化合物を水素化する方法。
IPC (4件):
C07C 5/10 ,  C07C 7/04 ,  C07C 13/18 ,  C07B 61/00 300
FI (4件):
C07C 5/10 ,  C07C 7/04 ,  C07C 13/18 ,  C07B 61/00 300

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