特許
J-GLOBAL ID:200903071246720711

パイプ固定具、雌ねじ付きパイプ、連結パイプ並びにパイプ固定具及び雌ねじ付きパイプを組み合わせてなるパイプ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-052212
公開番号(公開出願番号):特開平8-246664
出願日: 1995年03月13日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】突起部のない美しい外観を呈し、通行人の顔などに引っ掛って傷つけるおそれがなく安全なパイプ固定具の提供。【構成】受け部材1、押え部材2、六角穴付きボルト3及び4並びに六角穴付きボルト5からなる。六角穴付きボルト5は、受け部材1の底部の貫通穴を通してホールインアンカー8にねじ込まれている。六角穴付きボルト3及び4の頭部は窪み2c及び2dの内部に収納されている。パイプ20は平面1i,1j,2i,2jで押圧され歪み、この歪みに基づく弾力で受け部材1及び押え部材2に強固に結合される。
請求項(抜粋):
壁、梁、天井などの構造材にパイプを固定し、若しくは帽子掛用フック等の吊り下げ補助具若しくは標識等の物体をパイプに固定し、又は2つのパイプを締結するのに用いられるパイプ固定具において、前記パイプの外周に少なくとも2か所の壁面で接する第1の凹部と、軸を互いに平行にする第1及び第2の雌ねじと、該第1及び第2の雌ねじの軸に平行な軸を有する第3の貫通穴とが形成されている受け部材と、前記パイプの外周に少なくとも2か所の壁面で接する第2の凹部と、軸を互いに平行にする第1及び第2の貫通穴とが形成されている押え部材と、前記第1の貫通穴を貫通し前記第1の雌ねじに螺合される第1の頭部付きボルトと、前記第2の貫通穴を貫通し前記第2の雌ねじに螺合される第2の頭部付きボルトとを備えてなり、前記第1及び第2の雌ねじはそれぞれ前記第1の凹部の両脇に設けてあり、前記第1及び第2の貫通穴はそれぞれ前記第2の凹部の両脇に設けてあり、前記第1及び第2の雌ねじの軸間隔は前記第1及び第2の貫通穴の軸間隔に等しく、前記押え部材の前記第1の貫通穴の開口周縁であって前記第1の頭部付きボルトの座面が当接する面は、前記第1の貫通穴の軸に直交するとともに、該座面を該当接面に当接しているときには該第1の頭部付きボルトの頭部を前記押え部材の仮想包絡面より内側に位置させる程度に該仮想包絡面から窪んだ第1の窪みの底に位置し、前記押え部材の前記第2の貫通穴の開口周縁であって前記第2の頭部付きボルトの座面が当接する面は、前記第2の貫通穴の軸に直交するとともに、該座面を該当接面に当接しているときには該第2の頭部付きボルトの頭部を前記押え部材の仮想包絡面より内側に位置させる程度に該仮想包絡面から窪んだ第2の窪みの底に位置し、前記第1及び第2の頭部付きボルトの頭部には、六角穴、十字穴その他の締め付け用の穴が設けてあり、前記第3の貫通穴の軸は、前記第1及び第2の雌ねじの軸に平行であり、該第1及び第2の雌ねじの軸からほぼ等距離にあり、前記第3の貫通穴の両端をなす開口を第1及び第2の開口とし、前記第1の凹部側の開口を第1の開口とするとき、該第1の開口の周縁は該第3の貫通穴の軸に直交する座面をなし、前記第3の貫通穴の周縁の前記座面は、前記第1の凹部における前記パイプの外周に接する壁面より窪んだ第3の窪みの底部に位置することを特徴とするパイプ固定具。
IPC (3件):
E04G 7/06 ,  E04G 3/04 ,  F16B 2/06
FI (3件):
E04G 7/06 ,  E04G 3/04 ,  F16B 2/06 A

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