特許
J-GLOBAL ID:200903071252561170

容器壁状態の管理方法、装置、及びコンピュータプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-037965
公開番号(公開出願番号):特開2009-198225
出願日: 2008年02月19日
公開日(公表日): 2009年09月03日
要約:
【課題】容器の外壁表面の所定領域を一部期間のみ測温したデータに基づいて、その所定領域に対応する容器壁内壁の容器壁状態(例えば損耗状態)を、広範囲に精度良く推定し、容器壁状態を高精度に管理できるようにする。【解決手段】前記容器の外壁表面に設定した解析エリアを分割した各領域の温度をサーモグラフィによって計測する手順と、前記各領域の温度と前記解析エリアの平均温度との差であるサーマルコントラストを算出するサーマルコントラスト算出手順と、前記サーマルコントラスト算出手順で算出される前記各領域でのサーマルコントラストのピーク時間を、短い計測時間から全体の温度変化を推定して求めるピーク時間取得手順と、前記ピーク時間取得手順で求められる前記各領域でのサーマルコントラストのピーク時間に基づいて、前記解析エリアにおけるサーマルコントラストのピーク時間分布を求めるピーク時間分布取得手順とを有する。【選択図】図23
請求項(抜粋):
内壁表面と外壁表面とで温度差を有すると共に、時間経過に伴って温度が変化する熱履歴情報、及び前記熱履歴情報が得られた際の厚み情報が既知である容器における各領域の将来温度を推定して容器壁状態を管理する容器壁状態の管理方法であって、 前記容器の外壁表面に設定した解析エリアを分割した各領域の温度をサーモグラフィによって計測する手順と、 前記各領域の温度と前記解析エリアの平均温度との差であるサーマルコントラストを算出するサーマルコントラスト算出手順と、 前記サーマルコントラスト算出手順で算出される前記各領域でのサーマルコントラストのピーク時間を、短い計測時間から全体の温度変化を推定して求めるピーク時間取得手順と、 前記ピーク時間取得手順で求められる前記各領域でのサーマルコントラストのピーク時間に基づいて、前記解析エリアにおけるサーマルコントラストのピーク時間分布を求めるピーク時間分布取得手順とを有し、 前記短い計測時間から全体の温度変化を推定して求めるピーク時間取得手順が、前記計測する領域における容器の厚みを増減させて、複数の厚みに対する熱履歴を熱履歴計算手段により計算する熱履歴計算ステップと、 前記既知である被測定物の厚み、及びその厚みに前後する前記計算上設定した厚みに対して、それぞれ、前記各領域の温度と前記解析エリアの平均温度との差であるサーマルコントラストφiを、「φi=Ti-T0 1≦i≦N」から計算するサーマルコントラスト計算ステップと、 前記サーマルコントラスト計算ステップにおいて計算した複数のサーマルコントラストφiを基底関数にして予測式「γ(t)」を、以下に示すように構成する予測式構成ステップと、
IPC (3件):
G01J 5/48 ,  F27D 1/00 ,  F27D 21/00
FI (3件):
G01J5/48 A ,  F27D1/00 V ,  F27D21/00 Q
Fターム (13件):
2G066AC01 ,  2G066BC02 ,  2G066BC15 ,  2G066BC21 ,  2G066CA02 ,  4K051BH01 ,  4K056AA01 ,  4K056AA02 ,  4K056AA05 ,  4K056AA06 ,  4K056BA00 ,  4K056CA02 ,  4K056FA19
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (4件)
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