特許
J-GLOBAL ID:200903071255067508
オレフィン重合用触媒およびポリオレフィンの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-309643
公開番号(公開出願番号):特開2004-143289
出願日: 2002年10月24日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
【課題】発明は、押出し性が良好であり、熱安定性が高く、ゲル・フィッシュアイの発生が少なく、フィルム強度が高く、インフレーションフィルム成形に好適なポリオレフィンを製造することができる触媒を提供し、この触媒を用いたポリオレフィンの製造方法を提供することを課題とする。【解決手段】固体触媒成分[A]および有機金属化合物成分[B]からなるオレフィン重合用触媒であり、固体触媒成分[A]が、特定の有機マグネシウム化合物と特定の塩化珪素化合物との反応により合成される担体にチタン化合物を担持することにより調製されたものであり、当該チタン化合物の担体への担持が、実質的に、当該チタン化合物と還元剤との反応によって行われることを特徴とするオレフィン重合用触媒、該触媒成分を用いるポリオレフィンの製造方法。【選択図】 選択図なし。
請求項(抜粋):
固体触媒成分[A]および有機金属化合物成分[B]からなるオレフィン重合用触媒であり、固体触媒成分[A]が、不活性炭化水素溶媒に可溶である一般式1で表される有機マグネシウム化合物と一般式2で表される塩化珪素化合物との反応により合成される担体にチタン化合物を担持することにより調製されたものであり、当該チタン化合物の担体への担持が、実質的に、当該チタン化合物と還元剤との反応によって行われることを特徴とするオレフィン重合用触媒。
一般式、(M1)α(Mg)β(R1)a(R2)b ・・・式1
{式中、M1は周期律表第1族および第3族からなる群に属する金属原子であり、R1およびR2は炭素数1以上20以下の炭化水素基であり、α、β、aおよびbは次の関係を満たす実数である。0≦α、0<β、0≦a、0≦b、kα+2β=a+b(ただし、kはM1の原子価を表す整数である。)}
一般式 HcSiCld(R3)(4-(c+d)) ・・・式2
(式中、R3は炭素数1以上12以下の炭化水素基であり、cとdは次の関係を満たす実数である。0<c≦4、0<d≦4、0<c+d≦4)
IPC (2件):
FI (2件):
C08F4/642
, C08F10/00 510
Fターム (14件):
4J128AA01
, 4J128AB01
, 4J128AC05
, 4J128BA01A
, 4J128BA01B
, 4J128BB00A
, 4J128BB01B
, 4J128BC06A
, 4J128BC15B
, 4J128BC16B
, 4J128BC17B
, 4J128BC19B
, 4J128BC32A
, 4J128EB01
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