特許
J-GLOBAL ID:200903071255263820

液晶空間光変調器及びその駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 敬之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-059158
公開番号(公開出願番号):特開平6-273794
出願日: 1993年03月18日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 液晶を用いた空間光変調器及びその駆動方法において、変調材料として用いる液晶組成物を液晶層よりも小さい固有ピッチと30nc/cm2以上の自発分極を有する常温でカイラルスメクチィック相を示す強誘電性液晶組成物とする事により、メモリ状態においても階調を表現する事を可能とする。【構成】 図1に本発明による空間光変調器の構成を示す。電極を有する一対のガラス基板11a、11bの一方の電極上に光導電層15を具備し、両基板に液晶分子を配向させる膜13a、13bを設け、これを一定の間隙に制御して対向させ、間隙に強誘電性液晶層14を狭持し、光導電層側から書き込み光16によって画像を書き込み、対向側から読み出し光17によって書き込まれた画像を読み出す。書き込み側または読み出し側から階調を制御するためにバイアス光が照射され、メモリ状態に於いても階調を表現する事が出来る。
請求項(抜粋):
光による書き込み手段、光による読み出し手段及び電圧印加手段を具備し、透明電極上に光導電膜が形成されたガラス基板と、透明電極の形成されたガラス基板のそれぞれの対向する表面に液晶配向膜が形成された一組のガラス基板が対向配置され、その間隙に液晶組成物が封入されてなる液晶空間光変調器において、該光導電膜は0.5〜3.5μmの厚みを有する水素化アモルファスシリコンであり、該液晶層は0.5〜3μmの厚みを有し、該液晶組成物は液晶層厚よりも小さい固有ピッチと30nc/cm2以上の自発分極を有する常温でカイラルスメクティック相を示す強誘電性液晶組成物である事を特徴とする液晶空間光変調器。
IPC (2件):
G02F 1/135 ,  G09G 3/36

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