特許
J-GLOBAL ID:200903071261112256

二連断続装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-009520
公開番号(公開出願番号):特開2004-205027
出願日: 2003年01月17日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
【課題】第1油圧シリンダのシリンダチューブに一体的に設けられた連結ドラムに第1クラッチおよび第2クラッチが配設されている二連断続装置において、各クラッチの係合トルクを同時に高い精度できめ細かく制御できるようにする。【解決手段】第2油圧シリンダ34のシリンダチューブ56が第1油圧シリンダ32のピストン38と別体に設けられて入力軸22に一体的に固設されている一方、第1クラッチC1、第2クラッチC2の摩擦材48および50、68および70は、連結ドラム46に装着されたスナップリング52によってそれぞれ第1方向への移動が阻止され、ピストン38、58により挟圧されて摩擦係合させられるようになっているため、両方のクラッチC1、C2の係合トルクを同時に高い精度できめ細かく制御することができる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
圧力室内に作動油が供給されることによりピストンを中心線と平行な第1方向へ移動させる第1油圧シリンダと、 該第1油圧シリンダの前記第1方向側に隣接する位置において、該第1油圧シリンダと同心に一体的に共通の支持部材に配設されるとともに、圧力室内に作動油が供給されることによりピストンを前記第1方向と同じ方向へ移動させる第2油圧シリンダと、 前記支持部材に一体的に配設された前記第1油圧シリンダのシリンダチューブの側壁部に、前記第1方向側へ突き出すように一体的に設けられた前記中心線を中心とする円筒形状の連結ドラムと、 前記第2油圧シリンダよりも前記第1方向側の位置において、前記中心線まわりに相対回転可能な前記連結ドラムおよび第1連結部材の双方にそれぞれ相対回転不能に配設された摩擦材を有し、前記第1油圧シリンダのピストンが前記第1方向へ移動して該摩擦材が係合させられることにより、該連結ドラムを介して前記支持部材と該第1連結部材とを連結する第1摩擦係合装置と、 前記第2油圧シリンダよりも前記第1方向側の位置であって且つ前記第1摩擦係合装置に対して前記中心線方向に隣接する位置において、前記中心線まわりに相対回転可能な前記連結ドラムおよび第2連結部材の双方にそれぞれ相対回転不能に配設された摩擦材を有し、前記第2油圧シリンダのピストンが前記第1方向へ移動して該摩擦材が係合させられることにより、該連結ドラムを介して前記支持部材と該第2連結部材とを連結する第2摩擦係合装置と、 を有する二連断続装置において、 前記第2油圧シリンダのシリンダチューブは、前記第1油圧シリンダのピストンと別体に設けられて前記支持部材に一体的に固設されているとともに、 前記第1摩擦係合装置および前記第2摩擦係合装置の前記摩擦材は、前記連結ドラムの前記第1方向側の先端部から該第1方向と反対向きに嵌合され、該連結ドラムに一体的に装着されたストッパ部材によってそれぞれ該第1方向への移動が阻止されている ことを特徴とする二連断続装置。
IPC (1件):
F16D25/10
FI (1件):
F16D25/10 A
Fターム (10件):
3J057AA05 ,  3J057BB04 ,  3J057CA03 ,  3J057DA11 ,  3J057FF01 ,  3J057FF07 ,  3J057FF12 ,  3J057GA12 ,  3J057GA64 ,  3J057HH01
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特許第6382382号

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