特許
J-GLOBAL ID:200903071268305041

車両用油圧作動式変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 欣一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-234774
公開番号(公開出願番号):特開平10-153257
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 アップシフトをショックを生ずることなく短時間で行い得られるようにする。【解決手段】 アップシフト時に解放側油圧連結要素の油圧QUPOFFを、変速機の入出力速度比Gratioが解放側油圧連結要素の連結で確立されるギア比を基準にして設定される連結領域(YG(N)LとYG(N)Hとの間の範囲)よりも低い所定の滑り領域(YG(N)S)に減少保持されるように制御し、連結側油圧連結要素の油圧QUPONを漸増する。GratioがYG(N)Lを下回ってからYGCONOKまで上昇した後の所定時期、例えば、所定時間YTMUP8経過後にQUPOFFを所定の低圧QUPOFFBに低下させ、Gratio>YGCONOKになってから第2の所定時間YTMUP3経過後にQUPONを所定の高圧QUPONBに上昇する。また、YTMUP8を車速の増加に伴って短くなるように設定し、YTMUP3を車速の増加に伴って長くなるように設定する。
請求項(抜粋):
複数の油圧連結要素の選択作動により確立される複数の変速段を有する車両用油圧作動式変速機の制御装置において、アップシフト時に解放される解放側油圧連結要素の油圧を解放圧、アップシフト時に連結される連結側油圧連結要素の油圧を連結圧として、アップシフト時に変速機の入出力速度比が、前記解放側油圧連結要素の連結によって確立される変速段のギア比を基準にして、該解放側油圧連結要素の滑りを生じないときに前記入出力速度比が収まるような範囲に設定される所定の連結領域よりも低い所定の比に減少保持されるように、前記解放圧を減少制御する手段と、前記連結圧を漸増する手段と、変速機の入出力速度比が前記連結領域を下回ってから再び前記連結領域に上昇したときに連結準備完了信号を出力する連結準備判別手段と、前記連結準備完了信号の出力後の所定時期に前記解放圧を所定の低圧に減少する手段とを備える、ことを特徴とする車両用油圧作動式変速機の制御装置。
IPC (6件):
F16H 61/08 ,  F16H 61/06 ,  F16H 61/28 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:46
FI (3件):
F16H 61/08 ,  F16H 61/06 ,  F16H 61/28
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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