特許
J-GLOBAL ID:200903071286532934

射出成形法によるR-Fe-B系焼結磁石の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-297461
公開番号(公開出願番号):特開平7-130516
出願日: 1993年11月01日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 R成分とバインダーとの反応や、成形体中に残留する炭素および酸素による磁気特性の劣化を防止し、大きな着磁電流を必要とせず、複雑な形状、特に小型製品のR-Fe-B系焼結異方性磁石が得られる。【構成】 R-Fe-B系合金粉末にバインダーとして、水に溶解させると粘性が高くなるポリアクリルアミドと水、またはポリアクリルアミドと所定温度によりゾル・ゲル変態を起こすメチルセルロース並びに水、あるいはさらに少量の滑剤を使用することにより、バインダーの大部分が水分であるにもかかわらず、十分な粘弾性を得ることができ、総バインダー中の炭素量を大幅に低減でき、射出成形時の成形性を向上させるとともに射出成形時に100°C以下で金型内でゲル化させて硬化させ所定の形状に成形可能であり、さらに脱水処理、脱バインダー処理により、成形体中に残留するほぼ全ての酸素及び炭素を除去することができる。
請求項(抜粋):
R-Fe-B系合金粉末(RはYを含む希土類元素のうち少なくとも1種)に、バインダーとしてポリアクリルアミドと水またはポリアクリルアミドとメチルセルロースを複合したものと水を加えて混練した後、磁場中で射出成形により成形体となし、該成形体を脱水処理した後、さらに脱バインダー処理し、焼結することを特徴とする射出成形法によるR-Fe-B系焼結磁石の製造方法。
IPC (6件):
H01F 1/053 ,  B22F 3/02 ,  C22C 33/02 ,  H01F 1/08 ,  H01F 7/02 ,  H01F 41/02
FI (3件):
H01F 1/04 H ,  B22F 3/02 L ,  H01F 1/08 B

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