特許
J-GLOBAL ID:200903071286962360

新規なアントラセン化合物、これを含有する樹脂組成物、9,10-ジエーテル化アントラセン誘導体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-014326
公開番号(公開出願番号):特開2000-344704
出願日: 2000年01月24日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】【課題】種々のカチオン重合性化合物に溶解性が良好で光増感剤として有用な新規なアントラセン化合物の開発、硬化性に優れ、優れた物性の硬化物を得ることが出来る光重合性組成物の開発、及びアントラキノン類から9,10-ジエーテル化アントラセン誘導体を製造する方法であって、触媒の回収工程を省略することが出来、かつ収率が良好で、短時間に製造することが出来る方法の開発。【解決手段】式【化1】で示される新規なアントラセン化合物、これを含有する光重合性組成物、アントラキノン類をヒドラジン類で還元してロイコ体とし、ついで適当なアルキル化剤を反応させることを特徴とする9,10-ジエーテル化アントラセン誘導体の製造方法。
請求項(抜粋):
式(1)で表される9,10ージエーテル化アントラセン化合物【化1】(式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7およびR8はそれぞれ単独に水素原子、C1〜C12のアルキル基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、シアノ基、フェニル基、シクロヘキシル基、水酸基、ベンジル基、シクロヘキシルメチル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基、-O-R9、-CO-R9または-S-R9のいずれかである。更にR9はC1〜C8のアルキル基、フェニル基、ベンジル基、シクロヘキシル基、シクロヘキシルメチル基、1-ナフチル基あるいは2-ナフチル基のいずれかである。Xは、-(CH2)lY、-((CH2)mO)nZ、-(CH(CH3)CH2O)nZ、-(CH2)mO(CH2)nOZ、アリル基、グリシジル基、シクロヘキシル基、シクロヘキシルメチル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基、3-ヒドロキシプロピル基、4-ヒドロキシブチル基、4-tert-ブチルシクロヘキシル基あるいは4-メチル-3-ペンテニル基のいずれかであり、さらにYはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、フェニル基、シクロヘキシル基、1-ナフチル基あるいは2-ナフチル基のいずれかであり、Zは、C1〜C8の直鎖または分岐状のアルキル基、C1〜C8の直鎖または分岐状の飽和または不飽和アシル基、アリル基、グリシジル基、フェニル基、ベンジル基、シクロヘキシル基、2-フェニルエチル基、2-ヒドロキシエチル基、3-ヒドロキシプロピル基、4-ヒドロキシブチル基、ベンゾイル基、シクロヘキシルメチル基、1-ナフチル基あるいは2-ナフチル基のいずれかであり、lは2〜8の整数、mおよびnは1〜4の整数である。)
IPC (6件):
C07C 41/16 ,  C07C 43/20 ,  C07C319/20 ,  C07C323/21 ,  C08F 2/50 ,  G03F 7/028
FI (6件):
C07C 41/16 ,  C07C 43/20 D ,  C07C319/20 ,  C07C323/21 ,  C08F 2/50 ,  G03F 7/028

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