特許
J-GLOBAL ID:200903071291192432

中性子発生管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-334217
公開番号(公開出願番号):特開2000-162390
出願日: 1998年11月25日
公開日(公表日): 2000年06月16日
要約:
【要約】【課題】 絶縁構造を堅牢な形状として耐衝撃性能を高かめ、イオン源から引き出されるイオンビームをより高速にパルス化し、さらに、三重水素の充填量をあまり増加せずに、ターゲットの寿命を長くできる中性子発生管を提供する。【解決手段】 中性子発生管1は、金属管20と、金属管に封入され重水素ガスをイオン化するイオン源5と、イオン源に対向配置される高電圧で充電された加速電極4と、加速電極の中に配設され三重水素等を吸蔵したターゲット3とを備える。外壁20を金属管とし、その内側にセラミック製の絶縁体11が設けられ、この絶縁体により加速電極を保持するので、中性子発生管の外壁の耐衝撃性能が向上する。また、加速電極内に永久磁石10を配設するので、ターゲットと加速電極入口の間に磁場(横磁場)が形成される。その結果、ターゲットから放射される2次電子の飛跡は曲げられて、加速電極外への放射が防止される。
請求項(抜粋):
金属管と、該金属管に封入され重水素ガスをイオン化するイオン源と、前記金属管に封入されると共に前記イオン源に対向配置される高電圧で充電された加速電極と、該加速電極の中に配設され重水素または三重水素を吸蔵したターゲットと、該ターゲット及び前記加速電極と前記金属管との間を絶縁する絶縁体とを有し、前記イオン源で生成した重水素イオンを前記イオン源及び前記加速電極間の空間の電場で加速して前記加速電極内の前記ターゲットに衝突させ、前記重水素イオンと前記ターゲット中に吸蔵された前記三重水素または重水素とが核融合反応を起こすことにより中性子を発生させると共に、前記ターゲットに前記重水素イオンが衝突して発生する2次電子が前記加速電極外に放出されることを制限するために前記加速電極内に磁石を配設した中性子発生管。
IPC (2件):
G21G 4/02 ,  G01V 5/04
FI (2件):
G21G 4/02 ,  G01V 5/04

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