特許
J-GLOBAL ID:200903071292516770
流体シール装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
明石 昌毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-203809
公開番号(公開出願番号):特開平11-030336
出願日: 1997年07月14日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 軸部材及び筒体に当接する二つの部分の間に磁気的反発力を作用させて長期間に亘り良好なシール性能を確保する。【解決手段】 互いに嵌合し軸線16に沿って相対的に往復動する軸部材としてのラックバー12と筒体としてのシリンダ14との間をシールする流体シール装置22。ラックバー12に当接するリップ部24Aとそれより径方向に隔置されシリンダ14の内面に当接する支持部24Bとリップ部と支持部とを一体的に接続する接続部とよりなるゴム製のシール本体24を有する。リップ部には磁性ゴム32が埋設され、支持部24Bには金属環34が埋設され、磁性ゴム32及び金属環34の互いに対向する磁極は同一の磁極であり、それらの間の磁気的反発力によりリップ部及び支持部はそれぞれラックバー12及びシリンダ14に押し付けられている。
請求項(抜粋):
互いに嵌合し相対的に軸線に沿って往復動し若しくは軸線の周りに回転する軸部材と筒体との間をシールする流体シール装置にして、ゴム状弾性材にて形成され前記軸部材の周りに環状に延在するシール本体であって、前記軸部材に当接する第一の当接部と前記第一の当接部より径方向に隔置され前記筒体の内面に当接する第二の当接部と前記第一の当接部と前記第二の当接部とを一体的に接続する接続部とを有するシール本体と、前記第一の当接部に磁性を付与する第一の磁性付与手段と、前記第二の当接部に磁性を付与する第二の磁性付与手段とを有し、前記第一及び第二の磁性付与手段の互いに対向する磁極は同一の磁極であることを特徴とする流体シール装置。
前のページに戻る