特許
J-GLOBAL ID:200903071295744227

遠心脱水装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-145518
公開番号(公開出願番号):特開平8-309077
出願日: 1995年05月19日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】 遠心脱水装置において、脱水籠内の洗濯物が偏在していても異常振動の発生を回避でき、更に該洗濯物の偏在を自動的に修正して脱水を行なう。【構成】 回転速度が所定の低速回転速度N1であるとき、検出/判定部106では、直流モータ18の駆動電圧を決定する制御角αの一定時間中の最大変動幅waが計測される。変動幅waは所定の値w1と比較され、wa≧w1の場合には、ドラム20内部の洗濯物の偏在が大きいと判断され、モータ18の回転速度を落として偏心荷重修正運転が行なわれる。wa<w1の場合には、モータ18の回転速度は中速回転速度N2にまで上昇され、再び制御角αの最大変動幅wbが計測される。ここで、wbの値に応じたドラム20の最高回転速度及び回転時間が決定されて脱水運転が行なわれる。
請求項(抜粋):
洗濯物を収容した脱水籠を回転軸を中心に高速回転させることにより該洗濯物の脱水を行なう遠心脱水装置において、a)前記脱水籠を回転させるモータと、b)前記脱水籠の中の洗濯物の偏在に起因する偏心荷重の大きさを検出する検出手段と、c)前記検出手段による検出値が所定値以上であるか否かを判定する判定手段と、d)前記検出手段による検出値に基づき脱水時の最高回転速度を決定する決定手段と、e)前記モータを第1の回転速度で回転させ、該回転時に前記判定手段により偏心荷重が所定値以上であると判定された場合には、前記脱水籠の中の洗濯物を攪拌するように前記モータを回転させ、該偏心荷重が所定値よりも小さいと判定された場合には、第1の回転速度のときに前記決定手段により決定された最高回転速度で前記モータを回転させる回転速度制御手段と、を備えることを特徴とする遠心脱水装置。
IPC (3件):
D06F 33/02 ,  D06F 37/42 ,  D06F 49/04
FI (3件):
D06F 33/02 J ,  D06F 37/42 A ,  D06F 49/04 A

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