特許
J-GLOBAL ID:200903071297210173

自動溶接装置および自動溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-284754
公開番号(公開出願番号):特開2001-105138
出願日: 1999年10月05日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】【課題】開先形状の変化および開先深さのバラツキに対応した良好な自動多層盛り溶接が行える自動溶接装置および自動溶接方法を提供する。【解決手段】溶接ワークの溶接開始位置から溶接終了位置まで走行して溶接動作を行う溶接ヘッドと、制御装置と、溶接ヘッドに設けられ、溶接アークの開先断面形状を溶接ヘッドの走行位置毎に計測できる開先断面形状計測センサとを備える。制御装置は、開先断面形状計測センサによって得られた計測データを取込み、少なくとも開先幅、ビードの積層幅、開先深さおよび開先角度の全走行距離における平均値を計算する平均値計算手段と、余盛り高さおよび積層高さとに基づいて溶接の残り層数および次層積層高さを計算する層計算手段と、次層積層高さ、開先断面形状計測センサで計測した積層幅および開先角度と予め設定したワイヤ速度およびウィービング関係値とに基づいて一定走行距離毎の計測データの補正条件を求め、その補正条件を基に溶接速度等を計算する溶接条件計算手段とを備える。設定積層高さ範囲内で溶接条件を補正しつつ、多層盛り溶接を行う。
請求項(抜粋):
溶接トーチを保持し、溶接ワークの溶接開始位置から溶接終了位置まで走行して溶接動作を行う溶接ヘッドと、溶接アークを発生させるための溶接電源と、これらを制御するための制御装置と、前記溶接ヘッドに設けられ、前記溶接アークの開先断面形状を前記溶接ヘッドの走行位置毎に計測できる開先断面形状計測センサとを備え、前記制御装置は、前記開先断面形状計測センサによって得られた計測データを取込み、少なくとも開先幅、ビードの積層幅、開先深さおよび開先角度の全走行距離における平均値を計算する平均値計算手段と、この平均値計算手段で求めた平均値と予め設定された余盛り高さおよび積層高さとに基づいて溶接の残り層数および次層積層高さを計算する層計算手段と、この層計算手段で求めた次層積層高さ、前記開先断面形状計測センサで計測した積層幅および開先角度と予め設定したワイヤ速度およびウィービング関係値とに基づいて一定走行距離毎の計測データの補正条件を求め、その補正条件を基に溶接速度、ウィービング幅およびウィービング速度を計算する溶接条件計算手段とを備え、予め設定された積層高さ範囲内で溶接条件を補正しつつ、多層盛り溶接を行うようにしたことを特徴とする自動溶接装置。
IPC (2件):
B23K 9/127 509 ,  B23K 9/095 501
FI (2件):
B23K 9/127 509 D ,  B23K 9/095 501 G

前のページに戻る