特許
J-GLOBAL ID:200903071312768992
超音波探触子
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鮫島 武信 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-327283
公開番号(公開出願番号):特開平6-186209
出願日: 1992年11月11日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【目的】 超音波探触子において、媒介液と被検材との間で生じる屈折にも係わらず、超音波を目的とする探傷予定点に集中させることを可能とする。【構成】 本願発明に係る超音波探触子にあっては、探触子1表面100が形成する曲面は、その任意の位置における法線の傾きが、被検材2内部の探傷予定点Pを通る任意の仮想第1直線aと被検材2表面200との交点を通る仮想第2直線bの傾きとほぼ一致するように湾曲する。この仮想第1直線aと仮想第2直線bとは、常に特定の関係を有するものであり、上記特定の関係とは、上記仮想第1直線aの傾きと、仮想第2直線bの傾きとの関係が、媒介液3中の音速及び被検材2中の音速によって決まる、超音波の被検材2への入射角θ1 と入射後の屈折角θ2 の関係により規定されるものである。従って、探触子1表面100の各位置で発射された超音波の路程は、常に探傷予定点Pを通るように屈折(屈折角θ2 )することとなり、探傷予定点Pは発射された超音波の焦点となる。
請求項(抜粋):
超音波の媒介となる液(3) 中に配位する被検材(2) に対し、超音波を発し、その反射波を受信して被検材内部の探傷を行う超音波探触子において、超音波を発射し且つ受信する探触子(1) 表面(100) が、曲面を形成するものであり、この曲面は、その任意の位置における法線の傾きが、被検材(2) 内部の探傷予定点(P) を通る任意の仮想第1直線(a) と被検材(2) 表面(200) との交点を通る仮想第2直線(b) の傾きとほぼ一致するように湾曲するものであり、上記仮想第1直線(a) と仮想第2直線(b) とは、常に特定の関係を有するものであり、上記特定の関係とは、上記仮想第1直線(a) の傾きと、仮想第2直線(b) の傾きとの関係が、媒介液(3) 中の音速及び被検材(2) 中の音速によって決まる、超音波の被検材(2) への入射角( θ1 ) と入射後の屈折角( θ2 ) の関係により規定されるものであることを特徴とする超音波探触子。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭61-071350
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特開平2-124458
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特開平3-048762
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