特許
J-GLOBAL ID:200903071320064872

差動歯車アセンブリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 雄造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-111210
公開番号(公開出願番号):特開平6-033997
出願日: 1993年04月15日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 従来より一層簡潔な差動歯車アセンブリにより、従来と同等な又は一層大きいトルク移送を可能にすることにある。【構成】 太陽歯車56を第1の車軸26に連結する。遊星歯車受け41を第2の車軸24に連結する。複数対の遊星歯車48、50を遊星歯車受けに支える。各対の第1の歯車はリング・ギヤにかみあい、各対の第2の歯車は太陽歯車にかみあう。太陽歯車を遊星歯車受けに係合させることにより、第1の車軸及び第2の車軸の間の相対回転を制限するようにクラッチ手段70を設ける。クラッチ手段は複数の環状のクラッチ板74、76で形成したクラッチ・パックを備えている。差動歯車アセンブリ10は、クラッチ・パックを選択的に押しつける手段を協働させている。押しつけ手段は、作動板85を備え、作動板とクラッチ・パックとの間に配置した電磁石87から間隔を置いている。圧力板81を作動板に脚83により連結する。電磁石の作動時に、作動板は電磁石に向かい引付けられ脚を軸線方向に動かし圧力板をクラッチ・パックに向かい付勢する。
請求項(抜粋):
(イ)リング・ギヤを内部に持つ回転可能なケースと、(ロ) このケースに対して回転するようにこのケース内に支えた第1及び第2の車軸と、(ハ) 前記第1の車軸と一緒に回転するようにこの第1の車軸に連結した太陽歯車と、(ニ) 前記第2の車軸と一緒に回転するようにこの第2の車軸に連結した遊星歯車受けと、(ホ) この遊星歯車受けに支えた複数対から成り、これ等の各対のうちの第1の歯車は、前記リング・ギヤにかみあい、又前記各対のうち第2の歯車は前記太陽歯車にかみあう複数対の遊星歯車と、(ヘ) 複数の環状のクラッチ板で形成したクラッチ・パックを備え、前記太陽歯車を前記遊星歯車受けに係合させることにより、前記第1の車軸と前記第2の車軸との間の相対回転を制限するクラッチ手段と、(ト) (i)前記クラッチ・パックに隣接する圧力板と、(ii)作動板であって、この作動板と前記圧力板との間に配置した電磁石から或る有効距離だけエア・ギヤップにより間隔を置いて配置した作動板と、(iii)前記圧力板と前記作動板とを相互に連結する連結手段とを備えることにより、前記電磁石の動作時に、この電磁石に向かい前記作動板を引付け、前記圧力板を前記クラッチ・パックに向かい付勢するようにした、前記クラッチ・パックを選択的に押しつける押しつけ手段と、を包含する差動歯車アセンブリ。
IPC (3件):
F16H 1/445 ,  F16D 27/08 ,  F16H 1/42
引用特許:
審査官引用 (14件)
  • 特開平3-234926
  • 特開平2-286943
  • 特開平3-234926
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