特許
J-GLOBAL ID:200903071324391665

高Mo鋼の連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-340115
公開番号(公開出願番号):特開平9-174210
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 湾曲型連続鋳造機によりビームブランクを連続鋳造するに際し、ピンチロールによって矯正後にビームブランクが引き抜き方向に上下に反るのを防止する。【解決手段】 湾曲型連続鋳造機の鋳型1から引き抜かれる高Mo鋼のビームブランク5をサポートロール3を用いて支持しつつ、当該サポートロール3を配備した2次冷却帯において上面側と下面側とにスプレーする冷却水量の上下比、すなわち(上面側冷却水量/下面側冷却水量)を0.50〜0.95の範囲になるように下面側に比較して上面側にスプレーする冷却水量を少なくすると共に上面側と下面側とを加えた全体の冷却水量を減少させることなく所定の冷却水量に保持する。そしてビームブランクの上面を流れる水を水切り装置13等を用いて除去する。
請求項(抜粋):
ビームブランクを鋳造する湾曲型連続鋳造機を用いてMo含有量が0.1 %以上の高Mo鋼を連続鋳造する方法において、前記湾曲型連続鋳造機の鋳型から引き抜かれる高Mo鋼のビームブランクをサポートロールを用いて支持しつつ、当該サポートロールを配備した2次冷却帯において上面側と下面側とにスプレーする冷却水量の上下比(上面側冷却水量/下面側冷却水量)を0.50〜0.95の範囲になるように下面側に比較して上面側にスプレーする冷却水量を少なくすると共に上面側と下面側とを加えた全体の冷却水量を減少させることなく所定の冷却水量に保持する一方、ピンチロールにより矯正するときのビームブランクの上側に位置するチップ部の温度を600 °C以上に保ち、ピンチロールによって矯正後のビームブランクが引き抜き方向に上下に反るのを低減すると共に断面欠陥の発生を防止することを特徴とする高Mo鋼の連続鋳造方法。
IPC (5件):
B22D 11/124 ,  B22D 11/00 ,  B22D 11/12 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/12
FI (8件):
B22D 11/124 N ,  B22D 11/124 L ,  B22D 11/00 A ,  B22D 11/00 M ,  B22D 11/12 C ,  B22D 11/12 F ,  C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/12

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