特許
J-GLOBAL ID:200903071325590602

エレベータの異常判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-005069
公開番号(公開出願番号):特開平8-192965
出願日: 1995年01月17日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】 エレベータの設置環境に関わらず精度の高いエレベータの動作の異常判定が可能なエレベータの異常判定装置を提供する。【構成】 エレベータの各部の環境を計測しながらエレベータの動作状態を計測している基準エレベータ100と、エレベータの1部分の環境を測定しながらエレベータの動作状況を監視し、基準状態データに基づいてエレベータの動作異常判定を行なう装置を持つエレベータ101と、上記エレベータからのデータ収集、環境による基準状態データの作成、異常判定装置への動作環境に対応した基準状態データの書き込みを行なうセンタ装置10で構成される。【効果】 エレベータの設置環境別にエレベータの異常判定を行なうための基準状態データを作成するため、精度の高い異常判定が可能となる。
請求項(抜粋):
エレベータの動作状況を常時または随時検出し、検出した動作状態データを記憶されている基準状態データとを比較することによってエレベータの異常の有無を判定するエレベータの異常判定装置において、多数台のエレベータのうちの少なくとも1台を基準エレベータとし、この基準エレベータにはエレベータを構成している機器内における各可動部分の付近に温度、湿度などの環境状態を検出する計測手段を設け、基準エレベータ以外のその他のエレベータには、代表的な機器のみについてその付近の環境状態を検出する計測手段を設けるとともに、前記基準エレベータの各検出器によって検出された可動部分毎の基準データを基に各可動部分について環境状態別に基準状態データを作成する環境別基準状態データ作成手段、その他のエレベータの検出された代表的機器の環境状態と同じ環境状態を示す基準エレベータに基づいて作成された環境別状態データをその他のエレベータの各可動部分の異常判定基準として設定する異常判定基準設定手段を備えていることを特徴とするエレベータの異常判定装置。
IPC (2件):
B66B 3/00 ,  B66B 5/00

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