特許
J-GLOBAL ID:200903071326891797
ダイナミックダンパ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-115670
公開番号(公開出願番号):特開2001-234969
出願日: 2000年04月17日
公開日(公表日): 2001年08月31日
要約:
【要約】【課題】 互いに略直交する第1の振幅方向及び第2の振幅方向にそれぞれ沿った振動の共振振動数の比を広い範囲で任意の値に設定する。【解決手段】 ダイナミックダンパ10では、車体が上下方向に沿って振動(縦揺れ)する場合、第1弾性部材22には圧縮・引張変形が生じると共に、第2弾性部材24には剪断変形が生じ、また車体が車両前後方向に沿って振動(横揺れ)する場合、第1弾性部材22及び第2弾性部材24にはそれぞれ剪断変形が生じる。このとき、第1弾性部材22の水平方向に沿った断面積を小さくしても、マス部材20が一対の第2弾性部材24により一対の側板部16にそれぞれ連結されていることから、車体が車両前後方向に沿って振動した際にも、第1弾性部材22に過大な撓み変形が生じることを防止できる。従って、第1弾性部材22の形状が制約されなくなり、第1弾性部材22の圧縮・引張方向に沿ったバネ定数及び剪断方向に沿ったバネ定数の設定可能となる範囲を拡大できる。
請求項(抜粋):
互いに略直交する第1及び第2の振幅方向に沿って振動し得る振動体に連結固定され、前記第1の振幅方向へ面する底板部及び該底板部を挟んで前記第2の振幅方向へそれぞれ面する一対の側板部が設けられた取付枠体と、振動体の振動を低減するのに十分な質量を有し、一対の前記側板部の間に支持されるマス部材と、前記マス部材を前記底板部へ連結し、前記第1の振幅方向に沿った荷重を受けて圧縮・引張方向へ弾性変形し、かつ前記第2の振幅方向に沿った荷重を受けて剪断方向へ弾性変形する第1の弾性部材と、前記マス部材を一対の前記側板部へそれぞれ連結し、前記第1及び第2の振幅方向に沿った荷重を受けて剪断方向へ弾性変形する一対の第2の弾性部材と、を有することを特徴とするダイナミックダンパ。
Fターム (5件):
3J048AA02
, 3J048AD07
, 3J048BA03
, 3J048BF02
, 3J048EA36
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