特許
J-GLOBAL ID:200903071327204025

押出機の脱気装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浜本 忠 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-305116
公開番号(公開出願番号):特開2001-121209
出願日: 1999年10月27日
公開日(公表日): 2001年05月08日
要約:
【要約】【課題】 既存の押出機に好適な脱気装置とする。【解決手段】 脱気ユニット10を金型1の前面と対向した脱気位置と離れた退避位置に亘って移動可能を設ける。この脱気ユニット10はハウジング30とビレット支持体40と弾性部材50を備え、脱気位置としてビレット6を押すことで、突出位置のビレット支持体40が弾性部材50を弾性変形しながら収納位置に向けて移動してビレット6の先端部分に形成した隙間Bの空気が大気に排出することで脱気する。収納位置に移動した時にビレット支持体40のビレット支持面42bがハウジング30の一端面と面一で隙間なく連続し、ビレット6の先端面が平坦面となる。このようであるから、脱気ユニット10を取付ければ良いので、既存の押出機に好適な脱気装置である。
請求項(抜粋):
金型1を備えた金型取付部材2と、ビレット挿入孔を有するコンテナ3と、脱気位置と退避位置に亘って移動可能な脱気ユニット10を有し、前記脱気ユニット10は、一端面に凹部を有すると共に、その凹部に開口した排気経路を有する形状のハウジング30と、前記ビレット挿入孔よりも小さなビレット支持面42bを有し、前記ハウジング30の凹部に嵌合して排気経路を閉じると共に、ビレット支持面42bがハウジング30の一端面と隙間なく面一に連続する収納位置と、前記ハウジング30の凹部から突出してビレット支持面42bがハウジング30の一端面よりも突出した突出位置に亘って移動可能なビレット支持体40と、前記ビレット支持体40が突出位置から収納位置に向けて移動する時に弾性変形する弾性部材50を備え、前記排気経路を大気に開口したことを特徴とする押出機の脱気装置。

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