特許
J-GLOBAL ID:200903071343399812

ノイズ取消し及びノイズ低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-525037
公開番号(公開出願番号):特表2002-501623
出願日: 1996年06月04日
公開日(公表日): 2002年01月15日
要約:
【要約】本発明は、ヘッドホン又はブームマイクロホン装置等に取り付けられたブームヘッドホンに使用するための周囲ノイズを減少する方法及び装置に係る。この装置は、バックグランドノイズ信号、所望の入力音声送信を検出するためのセンサマイクロホンと、ヘッドホンのイヤホンに隣接配置された音響導波管内に反転した反ノイズ信号を形成してノイズ信号を打ち消すための信号処理手段とを備えている。本発明のノイズ減少方法は、オペレータ又は発呼者からの入力音声信号を不所望な周囲ノイズの障害を伴わずにユーザの耳へ送信できるようにする開ループ回路によって達成される。この方法は、検出されたノイズ信号を音響導波管内で打ち消して、送信されるべき所望の音声スピーチに対して静寂ゾーンを形成するために、ノイズ信号の利得及び/又は位相を調整する。又、装置は、ノイズ打消マイクロホン送信システムも備え、その第1及び第2のマイクロホンは、第1マイクロホンが所望のスピーチ入力と、スピーチの周囲に存在するバックグランドノイズとを受け取り、そして第2のマイクロホンが実質的にバックグランドノイズのみを受け取るように構成される。第2マイクロホンからのバックグランドノイズは、対応する電気信号に変換され、第1マイクロホンから得たスピーチ及びバックグランドノイズに対応する信号から差し引かれ、実質的なスピーチを表す信号が形成される。能動的なノイズ打消及びノイズ減少システムは、次の特徴により改善される。即ち、スピーチを感知することにより自動的に音声マイクロホン送信を行い(VOX回路)、増加利得のサイドトーンチャンネル(サイドトーン)によりイヤカップスピーカへマイクロホン信号の一部分を送信し、回路設計から音声マイクロホンを除去することにより能動的ノイズ打消マイクロホンを標準的な全方向性マイクロホンに変換し、そしてノイズマイクロホン増幅器の利得を増加する。第1及び第2のマイクロホンは、遠視野応答が所望されるときは本発明により指向性マイクロホンとして使用できる。本発明の方法は、2端子マイクロホン構成の使用にも係る。
請求項(抜粋):
第1マイクロホン手段及び第2マイクロホン手段を有するハウジングを備え、第1マイクロホン手段は、装置を操作するオペレータから発せられるスピーチ及びバックグランドノイズより成る第1音声を受け取って、その第1音声を第1信号に変換し、そして第2マイクロホン手段は、第1マイクロホン手段に接近して所定の角度φに配置されていて、実質的に上記バックグランドノイズより成る第2音声を受け取って、その第2音声を第2信号に変換し、そして更に、 上記第1信号から上記第2信号を差し引き、実質的に上記スピーチを表す信号を得るための手段を備えたことを特徴とするノイズ打消装置。
IPC (7件):
G10L 15/20 ,  G10K 11/178 ,  G10L 21/02 ,  H04M 1/03 ,  H04M 1/74 ,  H04R 1/04 ,  H04R 3/02
FI (6件):
H04M 1/03 A ,  H04M 1/74 ,  H04R 1/04 A ,  H04R 3/02 ,  G10L 3/02 301 E ,  G10K 11/16 H

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