特許
J-GLOBAL ID:200903071346642262

ダム流量逆調整ゲートの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-285253
公開番号(公開出願番号):特開平5-125713
出願日: 1991年10月31日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ダム流量の逆調整ダムにおいて、流入量を予測して水位・放流量を計画し、その計画に基づいて逆調整ゲートの開度を制御する。【構成】 流入量の予測または開度の制御にファジィ推論を導入し、さらに推論する際に水位計画値および水位計測値の偏差に基づいてメンバシップ関数をシフトして推論を行うこととし、流入量等に影響を与える各種の要因の変化に容易に追従できるようにした。【効果】 流入量の予測や開度の制御にファジィ推論を導入することとしているので、非線形的な関数による複雑な演算が不要となり、リアルタイム制御で重要である処理時間の短縮を実現でき、解の収束性の問題も解消できる。また、メモリ容量が小さくて済む利点もある。
請求項(抜粋):
流入量予測用のメンバシップ関数,補正係数およびファジィルールを格納する流入量予測用知識データ格納部と、流入量予測用のメンバシップ関数およびファジィルールを使用して流入量予測値の推論を行うものであって、メンバシップ関数の自変数スケールを補正係数により補正したうえで推論を行う流入量予測部と、流入量予測値に基づいてダムの水位および放流量を計画する水位・放流量計画部と、ダムの水位を計測する水位計測部と、水位計測値および水位計画値の偏差に基づいて放流計画値を補正して放流量目標値を求める放流量目標値演算部と、放流量目標値から逆調整ゲートの開度目標値を演算する開度目標値演算部と、水位計測値および水位計画値の比率に基づいて前記補正係数を設定変更する補正係数設定部と、を備えたことを特徴とするダム流量逆調整ゲートの制御装置。
IPC (3件):
E02B 7/20 105 ,  G05B 13/02 ,  G05D 9/12

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