特許
J-GLOBAL ID:200903071355527778

地中止水方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-095124
公開番号(公開出願番号):特開平10-266195
出願日: 1997年03月27日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 地中の下方に不透水層がない場合であっても、地中における液体の拡散を防止するようにした止水方法を提供すること。【解決手段】 薬品タンク2が設置された地盤箇所4の両側方箇所6からそれぞれ孔8を、下部に至るにつれて互いに近付くように鉛直に対して斜め下方に削孔し、これら孔8の下端を地盤箇所4の中央部の下部において連通させる。これらの孔8は平面視した場合にこれらの孔8の上端が互いに平行した直線上に位置するように多数削孔する。次に、各孔8の底部からコンクリートを打設して孔8にコンクリートを充填する。これにより前記地盤箇所4の下部に、断面がV字型の地中連続壁10が延在形成される。また、V字型の地中連続壁10の延在方向の両端に、従来と同様に、地中連続壁12を鉛直に形成し、地中において、地盤箇所4の下部を水平方向及び上下方向において完全に区画する。
請求項(抜粋):
所定領域の地盤の下方における地中での止水方法であって、前記所定領域の地盤上における互いに対向する両側方箇所からそれぞれ孔を、下部に至るにつれて互いに近付くように鉛直に対して斜め下方に削孔し、これら孔の下端を前記所定領域の地盤の下方における地中において連通させ、これらの孔を平面視した場合に、これらの孔の上端が互いに平行した直線上に位置するように一部重複させつつ複数削孔し、前記各孔にコンクリートを打設して前記地盤の下方の地中に、断面がV字型の地中連続壁を延在形成し、このV字型の地中連続壁により前記所定領域の地盤の下方における地中部分において止水するようにした、ことを特徴とする地中止水方法。

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