特許
J-GLOBAL ID:200903071356396936
蒸煮槽の真空脱気システム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大島 一公
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-004178
公開番号(公開出願番号):特開平9-192016
出願日: 1996年01月12日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 米、豆等の穀類、パスタ類、魚その他の水産物等の加工食品分野や食品業界、無菌化包装米飯等の固形物の短時間調理殺菌装置における蒸煮槽の真空脱気システムの提供。【解決手段】 容器内に充填した米等の穀類その他の多孔質状の被処理物を、数秒単位の短時間操作で経済的に且つ再現性のある脱気操作を行い、殺菌不良をなくし、省エネルギー化を図り、真空発生ポンプの能力は上げないで、しかも容器内の温度上昇を均一にして均一な調理殺菌効果を実現することのできる蒸煮槽の真空脱気システム。
請求項(抜粋):
容器に充填された水浸漬米その他の被処理物を収容したカセットを介して蒸煮槽に装填し、加熱蒸煮する穀類その他の食品の調理殺菌装置において、水平方向に固定設置され、1か所または2か所の出入口を有し、温度調節計と温度センサー及び圧力センサーとを備えた筒状の蒸煮槽と、真空排気弁と真空スイッチとを有する真空排気ライン及び蒸気の供給弁と排出弁とに兼用されるよう前記蒸煮槽の中央上部に設けた配管と、前記筒状の蒸煮槽の両端下部に凝縮ドレン排出用ノズルを設け、これらを結合して蒸煮槽の中央下部に設けた集合凝縮ドレン排出口と、前記集合凝縮ドレン排出口に接続された自動遮断弁とチャッキ弁との間に複数個の手動弁を垂直方向に並列して設けたバイパス配管と、前記バイパス配管とスチームトラップとからなるドレン排出ラインとを備え、加圧蒸煮処理工程の前の水封ポンプ等による真空脱気工程において、被殺菌処理物の温度(およそ25°C)に飽和な真空度近く(およそ30torr)まで真空引きし、この時点で真空スイッチが作動して前記自動遮断弁を開とし、前回のバッチ運転でバイパス配管に残留しているドレンを瞬間的にフラッシュ蒸発させて、蒸煮槽内の圧力を100〜360torr程度まで瞬間的に復圧させ、蒸煮槽と容器内の残留エアーを発生蒸気に同伴させる排気工程を設け、再真空脱気工程を行うことを特徴とする蒸煮槽の真空脱気システム。
IPC (3件):
A47J 27/16
, A23L 1/10
, A23L 3/10
FI (3件):
A47J 27/16 D
, A23L 1/10 D
, A23L 3/10
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