特許
J-GLOBAL ID:200903071356416910

割込み処理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-301471
公開番号(公開出願番号):特開平5-143362
出願日: 1991年11月18日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】分岐命令の遅延スロットからの割込みを可能とすることで、遅延スロットに置くことのできる命令の制約を無くし、遅延スロットを有効に活用する。【構成】分岐命令のDステージで生成された分岐アドレス15をレジスタ23に一時保持した後、レジスタ26に保持する。分岐時には分岐信号14を1サイクル遅らせた信号16が出力される。レジスタ23,26,信号16の状態はWステージまで命令に同期してパイプライン動作させられ、レジスタ32,28,34に移される。割込み発生で割込み信号19が真となると、レジスタ32,28,34の内容がレジスタ29,30,35に移される。割込み処理からの復帰時にはレジスタ35の状態により遅延スロット内への復帰であるかが調べられ、そうであれば、レジスタ30の示すアドレスへの分岐命令を実行し、次にその分岐命令の遅延スロットでレジスタ29の示すアドレスへの分岐命令を実行する。
請求項(抜粋):
遅延スロットを持つ分岐命令を処理するパイプライン方式の計算機において、割込み処理からの戻り先のアドレスを保持する第1のアドレス保持手段と、前記割込み処理からの戻り先が分岐命令の遅延スロットである場合には、この遅延スロットに先行する前記分岐命令の分岐先アドレスを保持する第2のアドレス保持手段と、前記割込み処理からの戻り先が遅延スロット内であるか否かを示す識別情報を保持する識別情報保持手段とを具備し、割込み処理から復帰する際には、前記識別情報保持手段に保持されている識別情報から戻り先が遅延スロット内であるか否かを判別し、遅延スロット内であれば前記第1のアドレス保持手段に保持されている戻り先アドレスへ分岐して、その戻り先の命令を実行した後、前記第2のアドレス保持手段に保持されている分岐先アドレスに分岐し、遅延スロット内でなければ前記第1のアドレス保持手段に保持されている戻り先アドレスだけに分岐するようにしたことを特徴とする割込み処理方式。
IPC (3件):
G06F 9/46 310 ,  G06F 9/38 380 ,  G06F 11/28 315
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-054342
  • 特開平4-133132

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