特許
J-GLOBAL ID:200903071357502888

液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-128491
公開番号(公開出願番号):特開平5-319246
出願日: 1992年05月21日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】スプールに、リニアソレノイドからの電磁力と、液圧機器の液圧に応じた反力ピストンからの反力とが作用せしめられる液圧制御装置において、リニアソレノイドのシール構造を低圧用のものとし、かつリニアソレノイドの小型化を図るとともに、スプールおよび反力ピストンの連動、連結構造を単純化する。【構成】支持ブロック21に、スプール58を摺動自在に嵌合させるガイド部材28と、ガイド部材28に嵌合されるプラグ29とが嵌合、固定され、リニアソレノイド6は第1解放液室35をハウジング20との間に形成して支持ブロック21に結合され、反力室69に一端を臨ませてプラグ29を液密にかつ摺動自在に貫通する反力ピストン59の他端が第2解放液室65内でスプール58に離間可能に当接され、ガイド部材28には、摺動孔30内面の環状溝46,47間で摺動孔30の内面に開口して反力室69に通じる出力孔49が設けられる。
請求項(抜粋):
液圧機器(5)を液圧供給源(38)に連通させる位置ならびに液圧機器(5)をリザーバ(37)に連通させる位置間での移動を可能としてハウジング(20)に摺動可能に嵌合されるスプール(58)と、前記液圧機器(5)を液圧供給源(38)に連通させる側への軸方向電磁力をスプール(58)に与えるリニアソレノイド(6)と、液圧機器(5)の液圧に応じた反力を前記軸方向電磁力に対抗させてスプール(58)に作用させるべくハウジング(20)に摺動可能に嵌合されてスプール(58)に連動、連結される反力ピストン(59)とを備える液圧制御装置において、ハウジング(20)は、スプール(58)を摺動自在に嵌合させる摺動孔(30)を有するガイド部材(28)と、該ガイド部材(28)の端部に嵌合されるプラグ(29)とが、支持ブロック(21)に設けられた有底の取付孔(26,27)に、該取付孔(26,27)の閉塞端との間に反力室(69)を形成するとともに該取付孔(26,27)の内面との間に環状室(48)を形成して嵌合、固定されて成り、リニアソレノイド(6)は、コイル(19)への入力電気量に応じた軸方向電磁力をプランジャ(15)に与えるべく構成されるとともに該プランジャ(15)の端部を臨ませた第1解放液室(35)をハウジング(20)との間に形成して前記支持ブロック(21)に結合され、第1解放液室(35)内でプランジャ(15)の端部に一端が当接されるスプール(58)の他端を臨ませる第2解放液室(65)が第1解放液室(35)に連通されて前記ガイド部材(28)およびプラグ(29)間に形成され、前記反力室(69)に一端を臨ませてプラグ(29)を液密にかつ摺動自在に貫通せしめられる反力ピストン(59)の他端が第2解放液室(65)内でスプール(58)の他端に離間可能に当接され、支持ブロック(21)には、リザーバ(37)が接続されるとともに第1解放液室(35)に通じる解放ポート(36)と、液圧供給源(38)に接続されるとともに環状室(48)に通じる入力ポート(39)と、液圧機器(5)に接続されるとともに前記反力室(69)に通じる出力ポート(40)とが設けられ、前記ガイド部材(28)には、第1解放液室(35)および前記環状室(48)にそれぞれ個別に通じて摺動孔(30)の内面に設けられた環状溝(46,47)間で摺動孔(30)の内面に開口して前記反力室(69)に通じる出力孔(49)が設けられることを特徴とする液圧制御装置。
IPC (2件):
B60T 15/36 ,  B60T 8/36

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