特許
J-GLOBAL ID:200903071359430710

内燃機関の可変動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-100842
公開番号(公開出願番号):特開2000-291417
出願日: 1999年04月08日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】【課題】 機関の回転数変化に伴うバルブリフト量のばらつきを抑制する。【解決手段】 駆動軸12が回転すると、偏心カム20,リング状リンク22,ロッカアーム28,ロッド状リンク30を介して揺動カム16が揺動し、吸気弁18がばね力に抗して開閉される。制御軸24を回転制御すると、制御カム26を介してロッカアーム28の揺動支点が変化し、リフト特性が可変制御される。駆動軸12の回転方向に対し、揺動カム16の開作動時の揺動方向を逆方向に設定する。駆動軸12の外周を支持する揺動カム16の滑り軸受部16cに、潤滑油が導入される潤滑油溝46を設ける。この潤滑油溝46を、最大リフト状態で、リング状リンク22とロッカアーム28との連結部P1と駆動軸12の軸心とを結ぶ線L1に対し、摺接部が交わる位置P2を略中心として形成する。
請求項(抜粋):
機関の回転に連動して回転する駆動軸と、外周でシリンダヘッド側に回転可能に支持されるとともに、内周に上記駆動軸の外周を相対回転可能に支持する滑り軸受部を有し、自身の揺動により吸・排気弁をバルブスプリングのばね力に抗して開閉作動させる揺動カムと、上記駆動軸の外周に偏心して設けられた偏心カムと、この偏心カムの外周に相対回転可能に外嵌するリング状リンクと、上記駆動軸と略平行に設けられた制御軸と、この制御軸の外周に偏心して設けられた制御カムと、この制御カムの外周に相対回転可能に外嵌し、その一端で上記リング状リンクの一端と連携するロッカアームと、このロッカアームの他端と上記揺動カムの先端とを連携するロッド状リンクと、を有し、上記駆動軸の回転方向に対し、上記吸・排気弁を開作動させるときの揺動カムの揺動方向を逆方向に設定し、かつ、上記揺動カムの滑り軸受部と駆動軸の外周との摺接部に、潤滑油が導入される潤滑油溝を設け、この潤滑油溝は、吸・排気弁の最大リフト状態で、軸方向視で上記リング状リンクとロッカアームとの連結部と、上記駆動軸の軸心とを結ぶ線に対し、上記摺接部が交わる位置を略中心として形成されていることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
IPC (2件):
F01L 13/00 301 ,  F01M 9/10
FI (2件):
F01L 13/00 301 J ,  F01M 9/10 A
Fターム (5件):
3G013AA06 ,  3G013AA07 ,  3G013BA01 ,  3G013BC11 ,  3G013BD41

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