特許
J-GLOBAL ID:200903071360089584
輪郭補正回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-168913
公開番号(公開出願番号):特開平7-030780
出願日: 1993年07月08日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】 各種撮像装置で使用される輪郭補正回路において、画像暗部で解像感が劣化するという問題点を解決し、解像感を残しつつ、S/N改善効果を補うことができる輪郭補正回路を提供することを目的とする。【構成】 入力輝度信号1を非線形変換回路3で非線形変換した信号をアドレスとして動作するRAM5のデータとして、画像暗部には増加させるコアリングデータ、画像明部には従来の輪郭信号利得データを持ち、比較器7、選択回路9及び選択回路10によりRAM5の出力先を切り換えることで、画像暗部では輪郭信号利得は一定でコアリング量を増加させS/N改善を行い、画像明部では輝度信号レベルに応じた輪郭信号利得制御となり、画像暗部での解像感を残したままS/N改善を補う動作をする。
請求項(抜粋):
入力輝度信号から輪郭信号を生成する輪郭信号発生回路と、前記入力輝度信号を非線形変換する非線形変換回路と、前記非線形回路の出力をアドレス入力として動作するRAMテーブルと、前記RAMテーブルを書き換えるマイクロコンピュータと、前記非線形変換回路の出力と任意の設定値Pと比較する比較器と、前記RAMテーブルの出力と任意の設定値Gとを前記比較器の出力により切り換え出力する第1の選択回路と、前記RAMテーブルの出力と零値とを前記比較器の出力により切り換え出力する第2の選択回路と、前記第1の選択回路の出力の帯域制限をするローパスフィルターと、前記輪郭信号発生回路の出力と前記ローパスフィルターの出力を乗算し前記輪郭信号の利得を調整する乗算器と、第2の選択回路の出力と任意の設定値Kとを加算する加算器と、前記乗算器の出力の微少振幅成分を零値にするコアリング回路と、を有する輪郭補正回路。
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