特許
J-GLOBAL ID:200903071364830343

コルゲータマシンの生産管理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-194747
公開番号(公開出願番号):特開平10-034777
出願日: 1996年07月24日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 コルゲータマシンにおける生産管理においてミルロールスタンドでの供給残長が原紙供給開始から0となるまでの間に不良部分が段ボールシートの製造工程のいずれかで生じてもこれによって生じる不良部分の長さ分の生産量が不足するのを簡単な方法で防止する。【解決手段】 ミルロールスタンド2における供給残長を得るために、切断長さと必要な生産枚数から原紙設定長さ(1ロット分の製造長さ)が得られ、更に、この長さからカットオフセンサ17aの信号による生産枚数カウンタ21に基づく生産長さとミルロールスタンド2からカットオフ機構までの原紙の滞留長を演算制御部23で減算し、これにより得られる供給残長が0となるまでの任意のタイミングに不良検出センサ15により不良検出信号が検出されるとその検出信号に基づいてゲート6bへ停止信号を入力し、これにより走行量測定センサ6aからの信号を停止させその間原紙を余分にミルロールスタンド2から送り出して不良発生による生産量の不足を防止する。
請求項(抜粋):
上流に設けられた原紙供給部から供給される複数枚の原紙を貼合せ、下流に設けられたカットオフ機構で所定寸法に切断して段ボールシートを生産するコルゲータマシンで各ロット毎に発生する不良段ボールシートのため不足する原紙の供給を補充する生産管理装置において、原紙供給部から原紙を供給する必要のある生産中のロットでの残長(以下供給残長という)が零になるまでに段ボールシートの不良部を検出して不良検出信号を発生するカットオフ機構より上流に設けられた不良検出器と、この不良検出信号の発生に基づいて供給残長の減少を一時停止するよう演算制御する演算制御部とを備え、段ボールシートの不良による除去長さに相当する長さ分の原紙を原紙供給部から補充供給するよう制御することを特徴とするコルゲータマシンの生産管理装置。

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