特許
J-GLOBAL ID:200903071378136792

蓄熱式冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-194403
公開番号(公開出願番号):特開平10-038401
出願日: 1996年07月24日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 蓄熱運転と蓄熱利用運転とを行う蓄熱式の空気調和装置において、蓄熱利用運転時、蓄熱熱交換器及び室外熱交換器夫々における熱交換量を適切に設定することにより、蓄熱の利用熱量を適切に得て、蓄熱切れの発生の回避及び蓄熱の取出し効率の向上を図る。【解決手段】 圧縮機(1) 、室外熱交換器(3) 、蓄熱熱交換器(42)、室内熱交換器(7) を有する冷媒循環回路(A) を備え、蓄熱熱交換器(42)において水を冷却して氷を生成し、この氷の冷熱を利用して室内を冷房する空気調和装置を前提とする。冷熱利用冷房時、圧縮機(1) からの吐出冷媒を室外熱交換器(3) で外気と熱交換して冷却した後、蓄熱熱交換器(42)で冷水と熱交換して凝縮し、室内に向って流す。
請求項(抜粋):
圧縮機(1) と、熱源側熱交換器(3) と、冷媒熱交換部(42a)と、膨張手段(52a,6) と、利用側熱交換器(7) とが冷媒配管(8) によって冷媒の循環が可能に接続されてなる冷媒循環回路(A) を備えているとともに、蓄熱媒体を貯留する蓄熱タンク(T) と、蓄熱媒体を圧送する圧送手段(P) と、上記冷媒熱交換部(42a) との間で熱交換可能な蓄熱媒体熱交換部(42b) とが循環配管(45)によって蓄熱媒体の循環が可能に接続されてなる蓄熱循環回路(B) とを備える一方、上記冷媒循環回路(A) において、圧縮機(1) から吐出し、熱源側熱交換器(3)で凝縮した冷媒を、膨張手段(52a) に流して減圧した後、冷媒熱交換部(42a) に導入する一方、蓄熱循環回路(B) において、蓄熱タンク(T) 内の液相の蓄熱媒体を圧送手段(P) により蓄熱媒体熱交換部(42b) に導入し、冷媒熱交換部(42a) の冷媒と蓄熱媒体熱交換部(42b) の蓄熱媒体とを熱交換させて該蓄熱媒体を冷却し、この蓄熱媒体を蓄熱タンク(T) に回収する蓄熱運転を行う蓄熱運転手段(71)と、上記蓄熱運転の後、冷媒循環回路(A) において、圧縮機(1) から吐出し、熱源側熱交換器(3) で冷却された冷媒を冷媒熱交換部(42a) に導入する一方、蓄熱循環回路(B) において、蓄熱タンク(T) 内の低温の蓄熱媒体を圧送手段(P) により蓄熱媒体熱交換部(42b) に導入し、冷媒熱交換部(42a) の冷媒と蓄熱媒体熱交換部(42b) の蓄熱媒体とを熱交換させて該冷媒を凝縮し、この凝縮冷媒を、膨張手段(6) により減圧した後に、利用側熱交換器(7) に導入する蓄熱利用運転を行う利用運転手段(72)とを備えたことを特徴とする蓄熱式冷凍装置。
IPC (3件):
F25B 13/00 351 ,  F24F 5/00 102 ,  F25C 1/00
FI (3件):
F25B 13/00 351 ,  F24F 5/00 102 Z ,  F25C 1/00 D

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