特許
J-GLOBAL ID:200903071380928116

再生クロック抽出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-079341
公開番号(公開出願番号):特開2000-276853
出願日: 1999年03月24日
公開日(公表日): 2000年10月06日
要約:
【要約】【課題】 再生微分波形信号から再生クロックを抽出するにあたり、再生クロックが目標とする周波数からずれている場合には、目標とする周波数へと収束させる性能(周波数引き込み能力)をもつ再生クロック抽出装置を提供する。【解決手段】 データ出力手段10よって1サンプリングクロックおきに再生データとPLLデータとを交互に出力する。3値判別回路52は再生データが正値か零値か負値かの3値判別を行って判別結果をパターン検出部15に出力する。パターン検出部15はこれら3つの判別結果から(正値、負値、正値)あるいは(負値、正値、負値)のパターンを検出する。周波数誤差検出部13は、上記パターンが一致したとき、そのパターン検出に用いられた再生データの間に位置する2つのPLLデータに基づいてサンプリングクロックの周波数誤差を検出する。この周波数誤差の値をクロック生成回路14に与えることで、サンプリングクロックの周波数を目標周波数に収束させ、これに伴い分周回路17の出力として得られる再生クロックも目標周波数に収束させる。
請求項(抜粋):
デジタルデータが記録されている記録媒体から再生された再生微分波形信号をサンプリングクロック生成手段からのサンプリングクロックでサンプリングして再生データとともにこれに同期した再生クロックを抽出する再生クロック抽出装置において、前記微分波形信号をサンプリングして前記サンプリングクロックの1クロックごとに再生データとPLLデータとを交互に出力するデータ出力手段と、このデータ出力手段が出力する再生データに基づいて再生微分波形信号の所定期間内の波形パターンを抽出する波形パターン抽出手段と、この波形パターン抽出手段の結果と、この波形パターンの抽出対象となった各再生データ間に位置する前記PLLデータとに基づいてサンプリングクロックの周波数誤差を検出する周波数誤差検出手段とを備え、この周波数誤差検出手段により検出された周波数誤差情報に基づいて前記サンプリングクロック生成手段で生成されるサンプリングクロックの発振周波数を変化させることにより、再生クロックの周波数を目標とする周波数に収束させることを特徴とする再生クロック抽出装置。
IPC (2件):
G11B 20/14 351 ,  H03L 7/08
FI (2件):
G11B 20/14 351 A ,  H03L 7/08 H
Fターム (15件):
5D044FG05 ,  5D044GM05 ,  5D044GM13 ,  5D044GM14 ,  5J106AA04 ,  5J106BB03 ,  5J106CC31 ,  5J106CC52 ,  5J106DD09 ,  5J106DD13 ,  5J106DD36 ,  5J106DD48 ,  5J106FF02 ,  5J106FF07 ,  5J106KK08

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