特許
J-GLOBAL ID:200903071388850264

ロッドレスシリンダ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-171115
公開番号(公開出願番号):特開平11-002208
出願日: 1997年06月11日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】スリットを流体漏れ少なく塞ぎ、スリット部分のシール機能を容易に検討できて最適設計を可能とすることである。【解決手段】 シリンダ孔3の幅方向両側内面10を円弧面に形成し、これに連続するスリット側内面7を平坦な面に形成する。幅方向両側内面10に内シールバンド25のエッジ部分25cを圧接させ、動き量Lを適正移動量に設定する。この動き量Lと幅方向両側内面10の径Rはシリンダ孔形状に係らず一定とすることでシール機能の検討が容易となり、最適設計が可能となる。また、シリンダ孔3に摺動可能に嵌装されるピストンの両端に内シールバンド25と幅方向両側内面10とで形成される窪み34に入り込む突起を設けたピストンパッキンを嵌合する。このピストンパッキンと内シールバンド25とにより流体漏れを防止する。
請求項(抜粋):
シリンダチューブに設けた長手方向のスリットを介して、チューブ内側の非円形シリンダ孔内のピストンの動きをチューブ外側に取り出すようにし、前記スリットは、ピストン両端のピストンパッキンより軸方向外側部分を、薄い平坦な内シールバンドで塞いで成る流体圧作動のロッドレスシリンダであって、前記非円形シリンダ孔は、スリット側内面の曲率がゼロまたは、極めて小さくしてあるロッドレスシリンダにおいて、スリットの幅方向両側内面を、前記スリット側内面の曲率よりも大きな曲率で形成され、内シールバンドの幅方向端部が接触する表面としたことを特徴とするロッドレスシリンダ。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-149403
  • 特開昭62-046009
  • 特開昭63-225708
全件表示

前のページに戻る