特許
J-GLOBAL ID:200903071389659681

有機汚泥及び無機汚泥の併合処理方法並びに併合処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 角田 嘉宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-345054
公開番号(公開出願番号):特開平6-190400
出願日: 1992年12月25日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 洗浄工程を設けることなく、しかも生石灰を原料として用いることなく有機及び無機汚泥の処理を同時に行い得る熱効率の高い併合処理装置を提供する。【構成】 流動層炉1で有機汚泥の燃焼とCaCO3 の熱分解とを行い、生成する過剰のCaOにより燃焼排ガスの一次脱硫を行う。排出される高温焼却混合物を熱交換用の空気加熱器2を経て乾燥機3に送り、ここで含水無機汚泥と接触させることにより、未反応のCaOと水とによって燃焼排ガスの二次脱硫を行う。同時に、高温焼却混合物に含有される多量の熱により含水無機汚泥の水分除去を行う。その後、サイクロン6及び乾式集塵機7により固気分離を行う。分離された固形物と含水無機汚泥とを水和固化装置8で混合してCaOによる水和固化反応を行い、更に分級装置11で分級して改良土を得る。
請求項(抜粋):
(1)有機汚泥と、該有機汚泥中の硫黄分に対し過剰当量のカルシウムを含有する、炭酸カルシウム及び水酸化カルシウムからなる群から選択されるカルシウム化合物とを加熱することにより、前記有機汚泥を燃焼させると共に前記カルシウム化合物から生石灰を生成させ、該生石灰によって前記有機汚泥の燃焼排ガスの一次脱硫を行う第1の工程と、(2)該第1の工程に於いて排出される高温焼却混合物と含水無機汚泥とを接触させることにより、前記高温焼却混合物中に含有される前記生石灰と前記含水無機汚泥に含有される水分とによる前記燃焼排ガスの二次脱硫と、前記高温焼却混合物中に含有される熱による前記含水無機汚泥の乾燥とを行う第2の工程と、(3)該第2の工程に於いて排出される混合排出物中のガスと固形物とを分離する第3の工程と、(4)該第3の工程に於いて分離された固形物に水分を加えて該固形物に含有される前記生石灰の水和固化反応を行うことにより、改良土を生成する第4の工程とを有することを特徴とする有機汚泥及び無機汚泥の併合処理方法。
IPC (7件):
C02F 11/06 ZAB ,  C02F 11/06 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 124 ,  C02F 11/00 ZAB ,  C02F 11/00 101 ,  C02F 11/12 ZAB

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