特許

J-GLOBAL ID：200903071395087800

光学異性体分離用有機多孔性粒子の製造方法

発明者： 細矢 憲
出願人/特許権者： 三菱化成株式会社
代理人 (1件)： 長谷川 曉司
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-052277
公開番号（公開出願番号）：特開平6-263653
出願日： 1993年03月12日
公開日（公表日）： 1994年09月20日
要約：

【要約】【構成】 有機重合体粒子に、架橋性ポリビニル単量体を1重量%から100重量%含むビニル単量体、ラジカル重合開始剤および多孔質化溶媒を含浸させた後、該粒子を水性媒体に懸濁し、該懸濁液を昇温後重合反応の継続中に光学活性なビニル単量体を該懸濁液に添加することを特徴とする光学異性体分離用有機多孔性粒子の製造方法【効果】 本発明によれば、シード重合方法を利用して光学異性体分離用液体クロマトグラフィー用充填剤を製造するので、従来方法よりも簡便にかつ再現性良く該光学異性体分離用充填剤が製造できる。また、本発明方法で得られる有機多孔性粒子は粒子径単分散であるため、充填剤としてのカラム効率がよく、安定性も良好であり、さらに従来の方法で製造された光学異性体分離用粒子よりも高い光学異性体識別能を有する。

請求項（抜粋）：

有機重合体粒子に、架橋性ポリビニル単量体を1重量%から100重量%含むビニル単量体、ラジカル重合開始剤および多孔質化溶媒を含浸させた後、該粒子を水性媒体に懸濁し、該懸濁液を昇温後重合反応の継続中に光学活性なビニル単量体を該懸濁液に添加することを特徴とする光学異性体分離用有機多孔性粒子の製造方法

IPC (5件)：

C07B 63/00 ,  C07B 57/00 310 ,  C07B 57/00 360 ,  C08F 2/00 MCT ,  C08J 9/40