特許
J-GLOBAL ID:200903071400293945
地盤改良工法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三枝 英二 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-195208
公開番号(公開出願番号):特開平5-033332
出願日: 1991年08月05日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】二重管とダブルパッカーを使用して薬液注入し地盤改良する工法に於て、削孔から二重管建込みまでの湧き水及び土砂の流出防止を計る。【構成並びに効果】改良目的地盤内へのケーシング貫入時の止水は、口元シールボックスと、ケーシングに脱着可能に備えられた先端ビット噴口内の逆止弁とにより行ない、二重管建込み後ケーシング引抜き時の止水は、ケーシングに付設された状態で二重管(外管)上を摺動するシール部材により行ない、削孔内へのシールグラウト注入充填時の止水は、外管回りをシールするゲートバルブと、削孔口元部をシールする止水剤とにより行なうことにより、止水対策が万全となる。
請求項(抜粋):
ゲートバルブ、注入口及び排出口をそれぞれ有する口元シールボックス、遠隔操作によって適宜切り離し可能な先端ビットを具備するケーシング、及びスリーブ注入のための内,外管、とを用いて地盤改良を行なう工法であって、イ 上記シールボックスを改良目的地盤の口元部に取付ける工程、ロ ケーシングを、地盤の口元部に取付けた上記ボックスの挿入口からその内部の開状態にあるゲートバルブを経て地盤内に、先端ビットによる削孔案内と、該ビットの先端に開口する送止弁付噴口より噴出される削孔水の削孔案内とにより削孔しつつ、また削孔作業時に発生する被圧水を含む泥水は、ケーシングの外側を逆流させて、上記ボックスの排出口を経て外部に排出しつつ、所定深度まで貫入する工程、ハ 地盤内の所定深度まで貫入したケーシング内に、スリーブ注入のための外管を挿入設置する工程、ニ 外管を挿入設置位置に残し且つ遠隔操作によって先端ビットをケーシングから切り離した状態で、ケーシングに付設のシール部材により外管との間をシールしつつケーシングを外管に沿いボックス内のゲートバルブ外側位置まで抜き出す工程、ホ ケーシングを抜き出し位置に保持した状態のままで、ゲートバルブの閉動作によりボックス内の外管回りをシールする工程、ヘ ゲートバルブによる外管回りのシールを保持した状態のままで、シールボックスの注入口より止水剤を圧入充填して、削孔の口元部にシールを施す工程、ト 削孔口元部のシールに引続き外管を通じ削孔内の全体にシールグラウトを圧入充填する工程、チ 以下常法通り、内,外管を通じ地盤内に薬液注入を行なう工程、とを含むことを特徴とする地盤改良工法。
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