特許
J-GLOBAL ID:200903071413830249

ガスタービンの吸気冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-004696
公開番号(公開出願番号):特開平9-195796
出願日: 1996年01月16日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 ガスタービン吸気の冷却熱量の一部を冷凍機以外の冷熱源から得るようにして、冷凍機からの冷水による吸気の降温量を少なくすることにより冷凍機容量を低減し、冷凍機を小型化し、装置コストを低減せしめたガスタービンの吸気冷却装置を提供する。【解決手段】 吸気との接触部を上記吸気ダクトの吸気流に沿って直列に複数個設け、最下流側の接続部(b)に冷凍機からの冷水が循環する冷水管を接続して冷水を通流せしめ、上記接続部(b)よりも上流側の接続部(a)に、少なくとも空気乾球温度よりも低温の循環水が循環する循環水路を接続し同循環水を通流せしめて、上記吸気を上記ガスタービン入口の吸気の所定温度よりも高い中間温度まで冷却するように構成し、冷凍機からの冷水による冷却熱量を少なくする。
請求項(抜粋):
ガスタービンの圧縮機に供給される吸気を同圧縮機に接続される吸気ダクト内に設けられた接触部にて冷却水と直接接触せしめて冷却する直接接触式吸気冷却装置を備えたガスタービンにおいて、上記接触部を上記吸気ダクトの吸気流に沿って直列に複数個設け、冷凍機からの冷水が循環する冷水管に接続される接触部を最下流側に配置し、同最下流側の接触部よりも上流側の接触部に少なくとも空気乾球温度よりも低温の循環水が循環する循環水路を接続して同循環水を通流せしめ、同上流側の接触部にて上記吸気を上記ガスタービン入口の吸気の所定温度よりも高い中間温度まで冷却するように構成したことを特徴とするガスタービンの吸気冷却装置。

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