特許
J-GLOBAL ID:200903071422884610

フォールトトレラント・システム,フォールトトレラント処理方法およびフォールトトレラント制御用プログラム記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 吉義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-191135
公開番号(公開出願番号):特開2001-022599
出願日: 1999年07月06日
公開日(公表日): 2001年01月26日
要約:
【要約】【課題】 マルチプロセッサシステムにおいて,あるCPUが故障した場合に,そのCPUの処理を他のCPUがタスク単位で引き継ぐときに,どのCPUが引き継ぐかを簡単に指定することができるようにすることを目的とする。【解決手段】 引継判断部11は, 他のCPUの故障を検出すると, 再構成テーブル2 中のタスクを引き継ぐCPU番号の系列である遷移情報と,現在遷移位置テーブル4 中の現在処理しているCPUを示す現在遷移位置から, 故障したCPUで稼働していたタスクを探し, そのタスクを引き継ぐ次のCPUを調べる。引き継ぐCPUが自CPUであれば, 待機タスク起動部12は,そのタスクの待機用タスク3 を起動し, 処理の引き継ぎを行う。現在遷移位置更新部13は, 現在遷移位置テーブル4 の現在遷移位置を更新する。タスクを引き継ぐCPUがない場合,処理選択情報に基づきタスクまたはシステム全体を停止させる。
請求項(抜粋):
プロセッサの実行処理単位である複数のタスクが複数のプロセッサに分散して配置され,各プロセッサにおいて処理されるマルチプロセッサシステムにおいて,タスクごとに,プロセッサの故障時にその故障プロセッサで動作していたタスクを引き継ぐプロセッサの系列を定義した遷移情報と,タスクが現在どのプロセッサ上で動作しているのかを示す現在遷移位置とを記憶する記憶手段と,あるプロセッサが故障した場合に,前記遷移情報および前記現在遷移位置の情報にもとづいて,その故障プロセッサで動作していたタスクが自プロセッサで引き継ぐべきタスクであるかどうかを判断する手段と,判断の結果,自プロセッサで引き継ぐものである場合には,そのタスクの引き継ぎを行い,自プロセッサで引き継いだタスクを動作させる手段とを備えることを特徴とするフォールトトレラント・システム。
IPC (4件):
G06F 9/46 360 ,  G06F 9/46 330 ,  G06F 11/20 310 ,  G06F 15/177 678
FI (4件):
G06F 9/46 360 B ,  G06F 9/46 330 C ,  G06F 11/20 310 F ,  G06F 15/177 678 A
Fターム (11件):
5B034BB11 ,  5B034CC01 ,  5B045BB02 ,  5B045BB12 ,  5B045GG06 ,  5B045JJ09 ,  5B045JJ13 ,  5B045JJ44 ,  5B098AA10 ,  5B098GA04 ,  5B098JJ00

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