特許
J-GLOBAL ID:200903071423010100

熱交換器用アルミニウムろう付け構造体、およびそれに用いるクラッド材と、熱交換器用アルミニウムろう付け構造体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-129248
公開番号(公開出願番号):特開2008-284558
出願日: 2007年05月15日
公開日(公表日): 2008年11月27日
要約:
【課題】 自動車用の熱交換器のろう付け構造体として、ZnやIn等の電位を卑化させる元素を添加することなく、耐食性を向上させたものを提供する。またそれに用いるクラッド材を提供する。【解決手段】 Mn0.5〜1.5%を含むAl-Mn系合金を芯材とし、その少なくとも片面に、1.5%以上で3.0%未満のSiを含有するAl-低Si合金の皮材層を配したクラッド材を用い、ろう付けにより組立てられた構造体であって、かつクラッド材における構造体表面に存在するAl-低Si合金皮材層内に、0.05μm〜2.0μmのSi系析出粒子が10000μm2当り400個以上分布している熱交換器用アルミニウムろう付け構造体。またそれを製造するにあたり、ろう付け後、200〜400°Cで10min〜30h保持する条件でAl-低Si合金皮材中のSi析出処理を行なう。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
Mn0.5〜1.5%(mass%、以下同じ)を含むAl-Mn系合金を芯材とし、かつその芯材の少なくとも片面に、1.5%以上で3.0%未満のSiを含有するAl-低Si合金からなる皮材層を配してなるクラッド材を用いて、ろう付けにより組立てられた構造体からなり、しかもそのクラッド材における構造体表面に存在するAl-低Si合金皮材層内に、円相当径0.05μm〜2.0μmのSi系析出粒子が10000μm2当り400個以上分布していることを特徴とする、耐食性に優れた熱交換器用アルミニウムろう付け構造体。
IPC (3件):
B23K 35/22 ,  B23K 35/28 ,  C22C 21/00
FI (5件):
B23K35/22 310E ,  B23K35/28 310B ,  C22C21/00 D ,  C22C21/00 E ,  C22C21/00 J
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (6件)
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