特許
J-GLOBAL ID:200903071423640618

プレートフィン形熱交換器における高温側流路形成部材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-242780
公開番号(公開出願番号):特開2001-062537
出願日: 1999年08月30日
公開日(公表日): 2001年03月13日
要約:
【要約】【課題】 従来品に比べて軽量化を図る。料歩留まりを向上させる。サイドバーおよびインナーフィンをそれぞれ最適な材質にする。【解決手段】 左右方向内側面にインナーフィン保持溝が全長にわたって形成された左右両サイドバー6と、インナーフィン用板材12とをそれぞれコイル状に巻き取っておく。板材12をコイルから連続的に繰り出しつつ、板材12における左右両側縁部の所定幅部分を残した部分に、1対の成形ロール13を用いたロールフォーミングを施すことにより、連続的にインナーフィン7を成形する。板材12の繰り出しと同時に左右両サイドバー6をコイルから繰り出しつつ、インナーフィン7の左右の被挟着部を両サイドバー6のインナーフィン保持溝内に嵌め入れる。ついで、両サイドバー6を変形させることにより、インナーフィン7の被挟着部をサイドバー6におけるインナーフィン保持溝の両側部分で挟着し、その後所定長さに切断する。
請求項(抜粋):
金属製平板により仕切られた高温側流体流路と低温側流体流路とを交互に有するプレートフィン形熱交換器において、左右サイドバーおよび左右両側縁がそれぞれサイドバーに固定されたインナーフィンよりなり、かつ高温側流体流路を構成する2枚の平板間に配される高温側流路形成部材を製造する方法であって、左右方向内側面にインナーフィン保持溝が全長にわたって形成された左右両サイドバーと、インナーフィン用板材とをそれぞれコイル状に巻き取っておき、インナーフィン用板材をコイルから繰り出しつつ、インナーフィン用板材における左右両側縁部の所定幅部分を残した部分に加工を施すことにより、左右両側縁部にそれぞれ平坦な被挟着部を有するインナーフィンを成形し、これと同時に左右両サイドバーをコイルから繰り出しつつ、インナーフィンの左右の被挟着部を両サイドバーのインナーフィン保持溝内に嵌め入れ、ついで両サイドバーを変形させることにより、インナーフィンの被挟着部をサイドバーにおけるインナーフィン保持溝の両側部分で挟着し、その後所定長さに切断することを特徴とするプレートフィン形熱交換器における高温側流路形成部材の製造方法。

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