特許
J-GLOBAL ID:200903071425424289

電磁超音波探傷装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-343789
公開番号(公開出願番号):特開平7-174732
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 探傷前後の被検体の表面処理が不要であり、かつ高温での探傷が可能であると共に高い検査精度を確保することができ、しかも取扱いの簡単な超音波探傷装置を提供する。【構成】 超音波の伝播方向に直交する向きに複数のコイルを並設し、並列したコイルを電気的に選択的に切り替えて小さなコイルを順次走査方向にシフトさせ、かつコイルに供給するパルス電流の周波数を変化させてコイルから発生する超音波の進行方向を変化させることによって被検体を走査する構成とすることで、機械的な移動を伴うことなく高速で広い範囲を容易に探傷することができ、かつその走査ピッチもパルス電流の周波数変化のピッチとして、任意の細かさに設定することができ、高い検査精度を確保することができる。
請求項(抜粋):
磁束に直交する向きに延在するコイルに電流を流した際に発生するローレンツ力を利用した電磁超音波探傷装置であって、被検体の表面に両極が対向可能なコアを備えた電磁式磁束発生手段と、前記コアの両極間に、互いに所定間隔をおいて並設された複数の発信/受信コイルと、前記発信/受信コイルのいずれかを選択的にアクティブにするスイッチ手段と、前記アクティブな発信/受信コイルに、周波数を変化可能なようにパルス電流を供給する手段とを有し、前記アクティブな発信/受信コイルを選択的に切り替え、かつ該コイルに供給するパルス電流の周波数を変化させて該コイルから発生する超音波の進行方向を変化させることにより前記被検体を走査することを特徴とする電磁超音波探傷装置。

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