特許
J-GLOBAL ID:200903071433536053

船舶推進機用チルト装置の油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-274030
公開番号(公開出願番号):特開2002-079995
出願日: 2000年09月08日
公開日(公表日): 2002年03月19日
要約:
【要約】【課題】 チルトシリンダ装置とトリムシリンダ装置を備えた船舶推進機用チルト装置において、流木等の衝突による衝撃力の吸収後に、タンクの内圧の上昇を防止すること。【解決手段】 チルトシリンダ装置31とトリムシリンダ装置32を備えた船舶推進機用チルト装置20の油圧回路において、トリムシリンダ装置32の第1室41Aとタンク53とをつなぐ連通路98Aに絞り98を設けたもの。
請求項(抜粋):
船体に固定した取付ブラケットに船舶推進機を傾動自在に支持し、取付ブラケットの側に支持したチルトシリンダ装置を船舶推進機に連結し、取付ブラケットの側に支持したトリムシリンダ装置を船舶推進機に突き当て、チルトシリンダ装置はピストンロッドを収容する第1室とピストンロッドを収容しない第2室をピストンにより区画するとともに、第1室から第2室への油の流れを許容するアブソーバ弁をピストンに備え、ピストン下部にフリーピストンを備えない構造であり、トリムシリンダ装置はピストンロッドを収容する第1室とピストンロッドを収容しない第2室をピストンにより区画し、ポンプが圧送するタンク内の作動油をチルトシリンダ装置とトリムシリンダ装置に給排することにより、チルトシリンダ装置とトリムシリンダ装置を伸縮させて船舶推進機を傾動させる作動油給排装置を有してなる船舶推進機用チルト装置の油圧回路において、前記トリムシリンダ装置の第1室とタンクとをつなぐ連通路に絞りを設けたことを特徴とする船舶推進機用チルト装置の油圧回路。

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