特許
J-GLOBAL ID:200903071444921382

アルカリ蓄電池用ニッケル電極の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-201918
公開番号(公開出願番号):特開平10-050307
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 水酸化ニッケル粒子に導電性付与剤を添加した活物質を用いたアルカリ蓄電池用ニッケル電極の製造方法において、水酸化ニッケル粒子の結晶性を従来より低いレベルに低下させることによって、活物質利用率及びサイクル特性の優れたニッケル電極を提供する。【解決手段】 水酸化ニッケル粒子の結晶性を低下させるために、圧縮摩砕式粉砕機を用いて水酸化ニッケル粒子に機械的エネルギーを付加する。容器1が回転すると、遠心力で水酸化ニッケル粒子粉末が容器1の側壁面に押しやられ、粉砕治具としてのステータ2と容器1の内壁面との間で水酸化ニッケル粒子は圧縮作用及び剪断作用を受け、水酸化ニッケル粒子の結晶性が低下する。そして、処理された水酸化ニッケル粒子に、導電性付与剤である金属コバルトやコバルト化合物を添加することによって活物質を作製する。
請求項(抜粋):
水酸化ニッケル或は水酸化ニッケルを主成分とする粒子を生成する第一の工程と、第一の工程で生成された粒子に機械的エネルギーを付加してメカノケミカル反応により当該粒子の結晶性を低下させる第二の工程と、第二の工程で処理された粒子に導電性付与剤を添加して活物質を作製する第三の工程と、前記活物質を用いて所定形状のニッケル電極を作製する第四の工程とからなることを特徴とするアルカリ蓄電池用ニッケル電極の製造方法。
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る