特許
J-GLOBAL ID:200903071447807645

成形性と機械的性質に優れたナイロン12及びその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-003831
公開番号(公開出願番号):特開平11-343340
出願日: 1999年01月11日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】押出成形性に優れ、かつ、クリープ特性及び疲労特性に優れた、チューブ状成形品に好適なナイロン12及びその製造法の提供【解決手段】相対粘度(ηr)が1.9〜3.5であり、メルトフローレイト(MFR)が0.1以上であって、かつ、相対粘度とメルトフローレイトとが2.87×103exp(-3.48ηr)≦MFR≦ 3.25×104exp(-3.48ηr)の関係にあるナイロン12である。このナイロン12は、加圧溶融下での前重合工程とそれに続く常圧下あるいは減圧下での後重合工程からなるナイロン12の製造法において、前重合工程の重合温度を270〜320°Cとし、かつ、重合温度(T)、重合系内の圧力(P)及び重合時間(t)を7.99×105exp(-2.19 ×10-2T)≧Pt≧5.64×107exp(-4.24×10-2T)の関係に制御することにより製造される。
請求項(抜粋):
98%硫酸中、濃度10g/dm3、25°Cの条件で測定した相対粘度が1.9〜3.5であり、かつ、235°C、荷重2160gの条件で測定したメルトフローレートが0.1以上であるナイロン12において、該相対粘度と該メルトフローレートとが数式(1)【数1】 2.87×103exp(-3.48ηr)≦MFR ≦3.25×104exp(-3.48ηr) (1)(ここで、ηrは相対粘度、MFRはメルトフローレートである。)の関係にあることを特徴とするナイロン12。
IPC (2件):
C08G 69/16 ,  C08G 69/08
FI (2件):
C08G 69/16 ,  C08G 69/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭45-025117

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