特許
J-GLOBAL ID:200903071451113550

循環器機能計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 茂信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-112575
公開番号(公開出願番号):特開平5-305061
出願日: 1992年05月01日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 血圧測定の過程で血管物理量を測定し得る循環器機能計測装置を提供する。【構成】 カフで血管を加圧し、その後の減圧過程で、血管容積センサで血管断面積、及び断面積脈波を検出し(ST1〜ST4)、また、その過程で血圧測定を行い、最高血圧と最低血圧の血圧差ΔPを算出し(ST5、ST6)、前記断面積脈波のカフ圧に対する振幅包絡線e0 を作成し(ST8)、この包絡線を、算出した血圧差ΔPだけシフトし(ST10)、このシフトを包絡線の立上がり点カフ圧が0となるまで繰り返し、包絡線e0 、e1 、...、en を得(ST9〜ST11)、これら包絡線e0 、e1 、...、en を加算して血管物理量L0 を得る(ST12)。
請求項(抜粋):
カフと、カフ圧を変化させる圧力制御手段と、カフ圧を検出する圧力センサと、血圧を測定する測定手段あるいは血圧値を入力する入力手段と、カフ下生体内の動脈容積、あるいは前記容積に比例する物理量を検出する容積検出手段と、容積信号上の心拍に同期した容積脈波を抽出する脈波抽出手段と、徐々にカフ圧力を変化させる過程に捉えた1拍または複数の容積脈波振幅を圧力軸上に並べて包絡線を作成する包絡線作成手段と、前記包絡線を圧力軸上に沿って移動しながら前記包絡線に1回または複数回加算する加算手段とを備え、加算手段の加算値を血管物理量として得ることを特徴とする循環器機能計測装置。

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