特許
J-GLOBAL ID:200903071451446738

架空送電線用の融雪スパイラルロッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加川 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-360761
公開番号(公開出願番号):特開2000-184567
出願日: 1998年12月18日
公開日(公表日): 2000年06月30日
要約:
【要約】【課題】 低潮流の時にも十分な融雪効果のある融雪スパイラルロッドを提供する。【解決手段】 本発明の融雪スパイラルロッド13は、低キュリー線材1の外周にアルミ被覆2を施した線材5の外周表面をブラスト処理により粗面化した後、陽極アルマイト処理により黒灰色の5μm〜30μmの陽極アルマイト皮膜11を生成させた螺旋状の線材である。これにより、2.5μm〜30μmの波長の遠赤外線を放射率0.65〜0.80で放射させることが可能となる。従来の単なる伝導による熱の移動に加えて、放射による熱の移動が付加され、しかも、放射による熱の移動は伝導に比べて格段に伝熱効率がよいので、極めて効率的である。融雪スパイラルロッドの巻き付け量を増大させなくても、低潮流時にも十分な融雪効果が得られる。潮流が少ない時を考慮する必要がある架空送電線に融雪スパイラルロッドを適用可能となる。
請求項(抜粋):
低キュリー線材の外周にアルミ被覆を施した線材の外周表面をブラスト処理により粗面化した後、陽極アルマイト処理により黒灰色の5μm〜30μmの陽極アルマイト皮膜を生成させたことを特徴とする架空送電線用の融雪スパイラルロッド。
Fターム (5件):
5G367HA03 ,  5G367HE02 ,  5G367HG01 ,  5G367HG03 ,  5G367HH03

前のページに戻る