特許
J-GLOBAL ID:200903071454328396

ネットワーク利用の秘密通信及び署名通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-010486
公開番号(公開出願番号):特開平6-224899
出願日: 1993年01月26日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 ネットワーク利用の秘密通信及び署名通信方式をソフトウェアで実現する場合の演算時間を短縮する。【構成】 gを有限体の元とし、第1の局がy1=g**xA(「**」は、後続の記号がべき数であることを示す)を作成して第2の局に送信し、これに対して第2の局がw=y1**xBを計算する代わりに、第1の局はy1とともに、y2=(g**xA)**(2**k),、ys=(g**xA)**(2**(s-1)*k))を送信し、これに対し第2の局は、以下のべき積演算によりwを計算する。w=y1**xB1 × y2**xB2 × ... × yS**xBS但し、xB=xB1+xB2×2**k+...+xBS×2**((s-1)*k)【効果】 第2の局における演算量が減少する。第2の局を能力が制限された計算機のソフトウェアで実現した時に効果が大きい。
請求項(抜粋):
qを素数pの正整数r乗とし、gを有限体GF(q)の位数の大きな元とし、公開のネットワークに接続されている第1の局が任意に第1のべき整数xAを選び第1のGF(q)の元y=g**xA(「**」は、後続の記号がべき数であることを示す)を求め、これを数値化した第1の通信文を前記ネットワークに接続されている第2の局に送信し、この第2の局は任意に選んだ第2のべき整数xBと前記第1の通信文から取り出した前記第1のGF(q)の元yとから第2のGF(q)の元、w=y**xBを求める演算を含む秘密通信及び署名通信方法であって、sを2以上の整数、kを正整数、z1,,zsを各々2**k未満の非負整数として上記第2のべき整数zをz=z1+z2*2**k+,,zs*2**((s-1)*k)と表わしたとき、前記第1の局は、前記第1の通信文以外に、y2=(g*xA)**(2**k),...,ys=(a**xA)**(2**(s-1)*k))のsー1個のGF(q)の元を求め、これを数値化したsー1個の通信文を前記第2の局に送信し、これを受信した前記第2の局はGF(q)上で(y1**z1)*(y2**z2)*,...,*(ys**zs)の演算により前記第2のGF(q)の元を求めることを特徴としたネットワーク利用の秘密通信及び署名通信方法。
IPC (3件):
H04L 9/06 ,  H04L 9/14 ,  G09C 1/00

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