特許
J-GLOBAL ID:200903071462913559

ブレーキ用液圧倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-149837
公開番号(公開出願番号):特開2001-328519
出願日: 2000年05月17日
公開日(公表日): 2001年11月27日
要約:
【要約】【課題】車輪ブレーキを倍力作動させることを可能としたブレーキ用液圧倍力装置において、部品点数を低減可能とした上で複数の2次マスタシリンダが常に同時にブレーキ液圧を出力することができるようにする。【解決手段】比例増圧弁Vは、タンデム型の1次マスタシリンダが備える一対の出力ポートの一方が接続される第1制御液圧室25に一端を臨ませた制御ピストン23と、両出力ポートの他方が接続される第2制御液圧室27および第1制御液圧室25に両端を臨ませるフリーピストン24と、複数の2次マスタシリンダに共通に接続される倍力液圧室44の液圧に応じた反力を制御ピストン23に及ぼす反力手段40と、制御ピストン23の軸方向移動に応じて作動して1次マスタシリンダの出力液圧に比例した液圧を液圧源12から引き出して倍力液圧室44に導入する弁手段50とで構成される。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作入力に応じて液圧を出力する一対の出力ポート(7F,7R)を有するタンデム型の1次マスタシリンダ(M1)と;1次マスタシリンダ(M1)の出力液圧よりも高圧の液圧をブレーキ操作の有無にかかわらず出力可能な液圧源(12)と;入力液圧室(60)ならびに該入力液圧室(60)の液圧に応じた液圧を出力可能として車輪ブレーキ(BFL,BFR,BRL,BRR)に接続される出力液圧室(59)を有する複数の2次マスタシリンダ(M2F,M2R)と;前記両出力ポート(7F,7R)の一方が接続される第1制御液圧室(25)に一端を臨ませた制御ピストン(23)と、前記両出力ポート(7F,7R)の他方が接続される第2制御液圧室(27)および前記第1制御液圧室(25)に両端を臨ませるとともに第1制御液圧室(25)の液圧が第2制御液圧室(27)の液圧よりも低下するのに応じて前記制御ピストン(23)の一端に押圧力を直接及ぼし得るフリーピストン(24)と、複数の前記入力液圧室(60)に共通に接続される倍力液圧室(44)の液圧に応じた反力を前記制御ピストン(23)の他端に及ぼす反力手段(40)と、前記制御ピストン(23)の軸方向移動に応じて作動して前記1次マスタシリンダ(M1)の出力液圧に比例した液圧を前記液圧源(12)から引き出して前記倍力液圧室(44)に導入する弁手段(50)とを有する比例増圧弁(V)と;を備えることを特徴とするブレーキ用液圧倍力装置。
Fターム (20件):
3D048BB07 ,  3D048BB08 ,  3D048BB29 ,  3D048BB52 ,  3D048BB59 ,  3D048CC08 ,  3D048DD02 ,  3D048GG13 ,  3D048GG18 ,  3D048GG21 ,  3D048GG27 ,  3D048GG31 ,  3D048HH15 ,  3D048HH16 ,  3D048HH31 ,  3D048HH38 ,  3D048HH54 ,  3D048HH55 ,  3D048HH66 ,  3D048RR06

前のページに戻る